「司法試験平成22年出題趣旨の読み方(行政法)」
を発売しました

でじたる書房より、音声教材「司法試験平成22年出題趣旨の読み方(行政法)」を発売しました。
価格は、税込みで630円です。

平成22年新司法試験論文式試験の出題趣旨の行政法について、それぞれの文章ごとにその意味内容や、受験上の対策、答案作成上の注意点等をお話ししました。
ファイル形式はmp3で、再生時間は3時間4分46秒です。
出題趣旨を読んでみても、今ひとつ受験対策に反映できないと感じている方にオススメの教材です。
今回は、現場思考問題に対する対応の仕方について、実際に問題文や条文を手がかりにしてどうやれば現場で書くべき事柄にたどりつけるのか、どの部分に着目して思考をすすめていけばいいのか、具体的に順を追って説明をしています。
そのため、予定よりも大幅に収録時間が伸びてしまいましたが、その分中身は充実していると自負しています。
また、受かりやすい人、受かりにくい人の違いとは何か、ということについて、一つのテーマとして具体的に示しました。

※でじたる書房では、一度購入したデータを繰り返しマイページからダウンロードできます。
 ダウンロードに失敗したり、ダウンロード後にデータが消えてしまっても、再度ダウンロードできます。
 PCを買い換えたりした場合であっても、再度購入する必要はありません。
 ダウンロード期間の制限もありませんので、安心してご利用ください。

 クレジットカードをお持ちでない方には、ゆうちょATM等で購入できるBitCashが便利です。
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【でじたる書房販売ページの商品説明】

平成22年新司法試験論文式の出題趣旨のうち公法系第2問(行政法)の部分について、それぞれの箇所ごとにその意味内容や問題文からの読みとり方、どの程度答案に書くべきか等について、詳しく話しました。

この年の行政法の特徴は、現場思考の要素が強いということです。
例年の行政法の傾向は、前半の訴訟選択・訴訟要件は知識重視。
後半の処分の違法性等本案に関する部分は現場思考重視という傾向でした。
しかし、本問は、ほぼ全面的に現場思考重視です。

受かりにくい人は、何度受けても受かりにくい。
論文は、そういう試験である。
このことを、ウェブサイト、ブログで繰り返し指摘してきました。
短答は勉強時間を増やせば成績が伸びますが、論文はかならずしもそうではないのです。
受かりにくい人は、勉強量を増やしても成績が伸びません。
なぜでしょうか。
その原因は、現場思考型に対する対応力の無さにあります。
知識型の問題は、知識を増やせば書けます。
従って、勉強量を増やせば成績も伸びていきます。
しかし、現場思考型は、そうではありません。
勉強量を増やして知識を付けても、成績は伸びないのです。
そして、論文では、どの科目でも、多かれ少なかれ現場思考型の部分を含みます。
そのため、現場思考型への対応力がないと、どの科目も「あともう一歩」というレベルにとどまってしまう。
勉強量を増やしても、そこで頭打ちとなってしまうのです。
逆に、勉強量が十分でない人であっても、現場思考型の部分で点を稼げば、合格できてしまいます。
受かりやすさ、受かりにくさというのは、ここの差だ、ということがいえます。
よく、受験生が「センス」とか「地頭の良さ」などということがあります。
とても漠然としていて、あやふやな、実体のないものに聞こえます。
しかし、その正体は、上記の現場思考力なのです。
そして、それは決して天性の才能のような、先天的なものではありません。
むしろ、問題文の読み方や答案の書き方についてのちょっとした姿勢、考え方の違いに過ぎません。

本問は、前述のようにほぼ全面的な現場思考問題です。
そのため、上記の要素を学ぶのに絶好の素材です。
そこで、今回は、その点を一つのテーマとして、詳しくお話ししました。
聴いていただくと、「なんだ、そんなことか」と思うかも知れません。
しかし、そんなことで、実際に合否が分かれているのです。

本教材を聴いていただく前に、問題を解いてみて下さい。
本試験と同様の時間制限の中で解くのが重要です。
本問については、構成だけでなく、実際に答案用紙に書きましょう。
構成段階で気づかなかったトラブルが、答案化の段階で生じるでしょう。
それを体感するのが大事です。
問題を見て、答案化を終えるまでの間。
そのときに、自分がどのような心理状態であったか。
できれば、それを体で覚えているうちに、本教材を聴いた方がよいでしょう。
現場思考問題が、人間の弱さとの戦いであるということに、気が付くと思います。
これは、通常の勉強で克服できることではない。
そのことがわかれば、その後の学習法も変わっていきます。

よく、知識がないから、まだ本試験を解かないという人がいます。
しかし、とりわけ本問では、それは成り立ちません。
本当に合格をしたいなら、本問は早い段階で解くべきです。
直前期になって、自分は現場思考に対応できないと気が付いた。
それでは、遅すぎます。

本教材では、問題文や条文、出題趣旨の該当箇所については、その都度読み上げてから、説明を行っています。
ですから、かならずしも手元にこれらを用意する必要はありません。
ただ、今回は、現場思考の手順を一つ一つ、丁寧に説明するという手法を採っています。
思考過程を一緒に追体験するという意味では、問題文と条文を手元に用意し、一緒に目で追いながら、聴いて頂いた方がわかりやすいかもしれません。

本教材が、みなさんの合格の一助となれば幸いです。

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