2013年9月のツイートまとめ

2013年09月01日(日)3 tweets
9月1日
『2013年08月31日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37359614.html…

posted at 01:08:07

9月1日
井上正仁座長「ウォールストリートジャーナルが去年報じたのですけれども、アメリカは御承知のように100万人ぐらい法曹人口があって、毎年4万人を超える弁護士試験の合格者を出しているわけですが、新しい合格者のうち合格してから9カ月後に就職がどれだけ決まっているかというと、半分ぐらいだ」

posted at 17:43:41

9月1日
井上正仁座長「これは初めて調査をしたようで、アメリカでもセンセーショナルに報道されました。それでも、別に合格者を抑えるという議論にはなっていないのですね」
法科大学院特別委員会第54回議事録
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/gijiroku/1338302.htm…

posted at 17:44:23

2013年09月02日(月)5 tweets
9月2日
『2013年09月01日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37367704.html…

posted at 01:06:21

9月2日
『判検交流の現状』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37373122.html…

posted at 16:57:39

9月2日
日吉由美子委員(弁護士)「私も企業におりますのでいろいろ感じるところはございますが…ニーズのある場所と、そのニーズのある場所に入っていこうとしている学生との間の意識のミスマッチというのも非常に大きいと日々感じております」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/gijiroku/1338302.htm…

posted at 17:29:41

9月2日
日吉由美子委員「企業でそれなりの野心と向上心を持った有資格者を採りたいと思って採用の募集をかけてみても…実務法曹で非常に疲れたと。ちょっとゆっくりとした9時から5時までの勤務ができるようなところに移りたいとか、そういった希望をあからさまにするような実務法曹のみが手を挙げてくる」

posted at 17:30:13

9月2日
椎橋隆幸委員「予備試験については…法学部や法科大学院生が多数受験し、合格しているという現状を見ても、経済的理由によって法曹への道を閉ざしてはならないという本来の予備試験をつくった制度趣旨から離れているので、…一定の合理的な範囲での受験資格制限を設けるということはするべき」

posted at 17:31:08

2013年09月03日(火)6 tweets
9月3日
『2013年09月02日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37376332.html…

posted at 01:06:12

9月3日
浜地雅一(公明)「給費制復活という議論でございますが、私は個人的には反対でございます。弁護士になる前に、二十万程度のお金を借りることの重さ、それを返すことの大変さ、これを知ることというのは大変有益であろうかと思っております。お金の価値を知るということでございます」

posted at 21:04:18

9月3日
浜地雅一(公明)「私は最初、証券会社に入って、不動産会社の営業をやっておりました。…三十三のときから司法試験を始めたという経験がございます。ですので、その後も、弁護士になったときに非常に役に立ったのは、やはり金融時代の経験、また営業時代の経験でございます」

posted at 21:04:47

9月3日
浜地雅一(公明)「弁護士が多くて就職ができないなんという話もございますけれども、私も実際、給料がもらえる事務所には最初入れませんでした。年をとっての、三十七歳での登録でございますので…採るところがない」
衆院法務委H25・5・10
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugii/183/0004/18305100004012a.html…

posted at 21:06:51

9月3日
浜地雅一(公明)「しかし、次の日から営業しまして、しっかり挨拶回りをしたり、当然、仕事の紹介を受ければ、その部分でしっかりと連絡、報告をする、また人とのおつき合いをしていく。これは実際、別に六法全書を読まなくてもわかる」
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugii/183/0004/18305100004012a.html…

posted at 21:07:26

9月3日
浜地雅一(公明)「サラリーマン時代の経験が非常に生きているなということを実感しております。…修習専念義務というのは外してもらって、しっかりアルバイトをしたり、また自分なりの活動をする、中には会社をつくるといったことも人材の多様化につながるんじゃないか、そのように思っております」

posted at 21:07:58

2013年09月04日(水)1 tweet
9月4日
『2013年09月03日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37385355.html…

posted at 01:05:35

2013年09月05日(木)8 tweets
9月5日
『2013年09月04日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37394170.html…

posted at 01:06:00

9月5日
民法900条4号ただし書前段を違憲とした大法廷判決。短答式試験でどこを問われても正誤を答えられるようにしておくべきです。補足意見も含めて、全文を確認しておきましょう。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83520&hanreiKbn=02…

posted at 01:40:24

9月5日
最大判平25・9・4。裁判所HPでは、「民法900条4号ただし書前段の規定」とされていますが、厳密には正しい摘示ではありません。なぜなら、同ただし書は1つの文章ですから、前段・後段がないからです。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83520&hanreiKbn=02…

posted at 20:54:47

9月5日
同じ理屈で、刑法54条1項には前段・後段はなく、観念的競合を「54条1項前段」と摘示することは不正確ということになります。この点を初めて補足意見で指摘したのが、内閣法制局参事官の経歴を持つ堀籠幸男判事です。

posted at 20:55:23

9月5日
「法令用語としての『前段』とは,法令の規定を一つの文章に書くことができない場合で,かつ,それを項に分けることが適当でない場合に,その規定中に終止形で終了する文章を二つ設けることがあるが,その場合の前方の文章をいう」(最判平21・7・14、堀籠補足意見)

posted at 20:55:50

9月5日
「刑法45条には前段及び後段が存することになるが,刑法54条1項には前段又は後段はいずれも存しないことになる。…観念的競合の適用条文として「刑法54条1項前段」を掲げるのは,正確性を欠く」(最判平21・7・14、堀籠補足意見)
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=80544&hanreiKbn=02…

posted at 20:56:22

9月5日
ですから判決原文では、「民法900条4号ただし書の規定のうち嫡出でない子の相続分を嫡出子の相続分の2分の1とする部分(以下,この部分を「本件規定」という。)」と摘示しているのです。これは正しい摘示です。司法試験で減点されるようなところではないので、神経質になる必要はありませんが。

posted at 20:56:46

9月5日
一連のツイートで「大法廷判決」「最大判」「判決原文」としていましたが、「大法廷決定」「最大決」「決定原文」の誤りですね。失礼しました。

posted at 21:18:26

2013年09月06日(金)9 tweets
9月6日
『2013年09月05日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37403485.html…

posted at 01:06:43

9月6日
最大決平25・9・4のポイントをいくつか挙げます。まず、立法府の裁量を認めた上で合理的根拠の有無を検討した点です。従って、「相続制度を定めるについての立法府の裁量を否定し、合理的根拠のない区別は憲法14条1項に違反するとした」というような肢は誤りとなります。

posted at 21:35:38

9月6日
また、判例は、嫡出子・非嫡出子の地位が「社会的身分」に当たるか否かを全く考慮していません。ですから、「本件規定は社会的身分に基づく区別取扱いであるとした」という肢は、誤りです。

posted at 21:35:54

9月6日
次に、総合考慮という点。「判例によれば法律婚を尊重する意識が幅広く浸透しているということや、嫡出でない子の出生数の多寡、諸外国と比較した出生割合の大小のみからも、十分違憲の結論を導き得る」とする肢は誤りです。判例は「結論に直ちに結び付くものとはいえない」と明示したからです。

posted at 21:36:28

9月6日
同様に、判例は「本件規定の合理性に関連する以上のような種々の事柄の変遷等は,その中のいずれか一つを捉えて,本件規定による法定相続分の区別を不合理とすべき決定的な理由とし得るものではない」としています。上記と同旨の肢は、正しい。言い回しを覚えておくと、判断が早いですね。

posted at 21:36:53

9月6日
「判例は、本件規定は専ら遺言による相続分の指定等がない場合などにおいて補充的にのみ機能する規定であることを前提にしている」という肢の正誤はどうでしょうか。「専ら…のみ」の部分が誤りです。「遺言によっても侵害し得ない遺留分については本件規定は明確な法律上の差別」だからです。

posted at 21:37:22

9月6日
「判例は、違憲判断が先例としての法律上の拘束性を有することを考慮して、遅くとも違憲とされた時点以降に本件規定を前提として確定的となった法律関係には影響を及ぼさないとした」という肢はどうでしょうか。これも誤りです。「事実上の拘束性」が正しいですね。

posted at 21:37:43

9月6日
違憲判断の遡及に関する判示部分は傍論か。金築・千葉両補足意見は、傍論ではないとする立場です。これに対し、傍論であるとする補足意見はありません。ですから、「違憲判断の遡及に関する部分は傍論と解すべきであるとする補足意見がある」という肢は誤りということになります。

posted at 21:38:14

9月6日
このように、短答で知識として問われそうな部分を多く含む判例です。他方、論文では出題しにくいでしょう。近々に改正されるでしょうし、長文の事例で出せるテーマではない。論文で使うとすれば、違憲の遡及に関する部分です。相続以外の事例でも応用が利くように、理由付けを確認しておきましょう。

posted at 21:39:58

2013年09月07日(土)9 tweets
9月7日
『2013年09月06日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37412366.html…

posted at 01:06:43

9月7日
『平成25年司法試験予備試験論文式刑法参考答案』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37413245.html…

posted at 04:31:35

9月7日
予備刑法。預金の占有についての論理的整合性が最大のポイントであることは、以前のツイート(http://studyweb5.seesaa.net/article/37097199.html…)で指摘しました。参考答案では、A名義の預金の占有は銀行(の支店長)にあるとして詐欺未遂+窃盗未遂で処理しています。

posted at 07:07:11

9月7日
もう一つのポイントは、詐欺と窃盗の罪数処理です。振込と引出を別個の行為にすると、併合罪となります。しかし、50万円を騙し取る一連の犯罪に対して併合罪加重することに違和感がある。振り込ませて引き出す行為を1つの詐欺の実行行為と考える方が自然でしょう。

posted at 07:07:30

9月7日
参考答案は、あたかもVに50万円を銀行敷地内に捨てさせ、その後に銀行に忍び込んで50万円を盗み出す行為として捉えています。欺罔により財物を捨てさせて後日拾う行為は、全体として1つの詐欺罪と解されていますし、銀行から盗んだ点は別途窃盗を構成するというわけです。

posted at 07:07:51

9月7日
そのように考えれば、「振り込ませて引き出す」という1つの行為によって詐欺(未遂)と窃盗(未遂)を実現したということになりますから、観念的競合となって、科刑上一罪にすることができます。なお、詐欺と窃盗が実体法上別個に成立するのは、法益主体が異なる(VとD銀行)からです。

posted at 07:08:18

9月7日
細かい話ですが、刑法上の占有は間接占有形態をとりませんから、厳密には銀行の占有ではなく、管理者である支店長の占有とするのが一般です。問題文で、わざわざ「(支店長F)」と書いてあるのは、そういう意味です。かつての旧試験の口述で受験生がよく引っかかるポイントの一つでした。

posted at 07:08:40

9月7日
詐欺既遂+窃盗未遂とするのであれば、A名義の預金の占有を甲に認めた上で、引出行為は全く別個の銀行内に保管された現金に対する窃盗であると考えなければならない。すなわち、ATMを破壊して中の現金を盗み出すのと同様に考えるわけですね。ただ、そう解し得る理由を説明する必要があるでしょう。

posted at 07:09:33

9月7日
いずれにせよ、極端にコンパクトな論述が必要です。甲乙丙の三者の罪責を書くわけですから、1人1頁でも3頁。各構成要件を丁寧に当てはめたりしていたら、簡単に紙幅がオーバーします。論点にならないところは、敢えて省略して不十分な書き方をする。そういう勇気も必要です。

posted at 07:09:53

2013年09月08日(日)4 tweets
9月8日
『2013年09月07日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37421025.html…

posted at 01:10:04

9月8日
建物所有目的でない場合にも借地借家法11条類推により地代等増減請求は認められるか。ゴルフ場経営目的の事例で否定したのが最判平25・1・22です。短答対策として結論は覚えておくとよいでしょう。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=82909&hanreiKbn=02…

posted at 06:23:31

9月8日
論文対策としては、借地に関する規定の趣旨が建物保護であることから、建物所有目的でない場合に安易に類推できないという論理関係を覚えます。上記趣旨からは、土地利用が建物所有と関連する場合には、類推の余地が生じる。判例も、その場合を留保した言い回しになっていますね。

posted at 06:24:08

9月8日
「本件契約においては,ゴルフ場経営を目的とすることが定められているにすぎないし,また,本件土地が建物の所有と関連するような態様で使用されていることもうかがわれないから,本件契約につき借地借家法11条の類推適用をする余地はない」
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=82909&hanreiKbn=02…

posted at 06:24:33

2013年09月09日(月)15 tweets
9月9日
『2013年09月08日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37429461.html…

posted at 01:13:16

9月9日
『平成25年司法試験予備試験論文式刑訴法参考答案(その1)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37430527.html…

posted at 05:44:44

9月9日
『平成25年司法試験予備試験論文式刑訴法参考答案(その2)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37430594.html…

posted at 05:50:15

9月9日
予備刑訴。問題文から明らかな訴因の特定、実行行為者の概括的認定、訴因変更の要否の3論点を普通に書ければ、それだけでA評価になると思います。上記3論点は、最決平13・4・11を覚えているだけで、すべて解答できますが、それをきちんとフォローできている受験生は意外と少ないのです。

posted at 13:18:26

9月9日
設問1につき平成13年判例は直接判示していないと思う人もいるかもしれませんが、訴因変更の要否の判示部分で触れています。

posted at 13:18:38

9月9日
「実行行為者がだれであるかは,一般的に,被告人の防御にとって重要な事項であるから,当該訴因の成否について争いがある場合等においては,争点の明確化などのため,検察官において実行行為者を明示するのが望ましい」
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=50012&hanreiKbn=02…

posted at 13:18:55

9月9日
訴因特定を問う場合、昔は「適法か」と問うていましたが、現在は識別説が通説なので適法の結論ですぐ終わる。これでは、防御の観点について論じる機会がないことになります。そのために、「裁判長はどうすべきか」という、やや回りくどい問い方になっているのですね。

posted at 13:19:16

9月9日
本問では、訴因特定で識別説に立つと、訴因変更の要否では判例の立場に立つのが自然です。他方、訴因特定で防御権説に立てば、訴因変更の要否で判例の立場には立ちにくい。この論理関係は一応ポイントです。

posted at 13:19:33

9月9日
ただ、過去の経験上、この種の解釈論レベルの論理性は、それほど評価に影響しません。評価に影響するのは、刑法の占有の帰属のような事例分析レベルの論理性です。ですから、本問ではあまり神経質になる必要はなかったのではないかと思います。

posted at 13:19:50

9月9日
現場で迷いそうなのは、釈明内容が訴因を構成するかという点でしょう。訴因不特定を補正する趣旨なら当然訴因を構成しますが、そうでない場合は、訴因を構成しないというのが一般です。ただ、これはメジャーな知識ではない。現場ではどちらかに決め打ちせざるを得ないところです。

posted at 13:20:09

9月9日
訴因に実行行為者の明示を不要とする立場からは、釈明が訴因を構成しないために、13年判例とは事案が異なることになります(判例では訴因変更されている)。訴因に明示していない以上、防御の観点からも訴因変更は不要となる。ただ、ここまで検討できている答案は極めて少ないでしょう。

posted at 13:20:29

9月9日
また、13年判例では、被告人(本問の甲)を実行行為者とする訴因だったのに対し、本問の釈明は、乙を実行行為者とするものです。そうすると、甲としては自分が実行行為をしたかという点の防御はしないのが普通です。判例と異なり、この点で不意打ちとなり得る点は、当てはめのポイントです。

posted at 13:20:50

9月9日
なお、本問は傷害で、13年判例では殺人だった点は、日時場所の特定の必要性に差がでます。傷害は複数回両立しますが、殺人だと2度死ぬことはないからです。しかし、本問は実行行為者の特定の話ですから、余り影響はないですね。

posted at 13:21:24

9月9日
本問を傷害の事案にしたのは、殺人や傷害致死だと裁判員対象事件(裁判員法2条1項1号(殺人)、2号(傷害致死))になって公判前整理の対象(同法49条)となるので、冒頭手続で求釈明という設定になりにくいためではないかと思います。ですから、解答上は気にする必要はないでしょう。

posted at 13:21:45

9月9日
それから、本問では「被告人は、乙と共謀の上」となっていますから、乙と共同被告人とはなっていません。共同被告人となっている場合は、「被告人甲及び被告人乙は、共謀の上」という記載の仕方になりますね。ただ、この点も解答には直接影響しません。

posted at 13:22:13

2013年09月10日(火)6 tweets
9月10日
『2013年09月09日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37438860.html…

posted at 01:24:58

9月10日
合格発表でした。不合格だった人は「難しいことをうまく書けなかったから落ちた」と思いたいでしょう。難しいことを書けないのはやむを得ない、と自分にも他人にも言い訳が利くからです。そういう発想だと、今後は難しい知識を勉強しよう、という方向性になります。

posted at 21:11:43

9月10日
しかし実際には、他の多くの人が普通に書ける簡単なことをいくつも落としたから、不合格になったのです。この場合、難しい知識を勉強しても意味がありません。まずやるべきは、他の人が普通に書いているのに、自分が落としたのは何か。これを点検することです。

posted at 21:12:08

9月10日
次に確認すべきは、なぜ落としたのか。二つのタイプがあります。「書けなかった人」と「書かなかった人」です。前者は、基本知識の不足です。基本事項は目をつぶっても書ける、というレベルまで反復する勉強をすれば足ります。問題は、後者のタイプです。

posted at 21:12:30

9月10日
わかっているのに「書かなかった人」は、自分なりのこだわりがあって書かなかったはずです。しかし、それが不合格の最大の要因になっている。そのこだわりを捨てなくてはなりません。それができない限り、高い確率で同じことを繰り返すことになるでしょう。毎年のデータがそれを裏付けています。

posted at 21:12:58

9月10日
逆に言えば、その点さえ修正すれば、意外なくらい簡単に合格できます。不合格になったのは、能力が足りなかったのではない。受かるコツを知らなかっただけです。不合格になったからといって、劣等感を感じる必要はどこにもありません。

posted at 22:25:31

2013年09月11日(水)2 tweets
9月11日
『2013年09月10日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37447695.html…

posted at 01:33:36

9月11日
『平成25年司法試験の結果について(1)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37448510.html…

posted at 05:18:18

2013年09月12日(木)3 tweets
9月12日
『2013年09月11日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37456885.html…

posted at 01:45:13

9月12日
『平成25年司法試験の結果について(2)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37458216.html…

posted at 07:24:36

9月12日
『平成25年司法試験の結果について(3)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37460820.html…

posted at 13:41:42

2013年09月13日(金)3 tweets
9月13日
『2013年09月12日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37465748.html…

posted at 01:08:39

9月13日
『平成25年司法試験の結果について(4)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37467921.html…

posted at 09:21:45

9月13日
『平成25年司法試験の結果について(5)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37470617.html…

posted at 15:24:11

2013年09月14日(土)2 tweets
9月14日
『2013年09月13日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37474589.html…

posted at 01:08:02

9月14日
『平成25年司法試験の結果について(6)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37475755.html…

posted at 06:20:50

2013年09月15日(日)2 tweets
9月15日
『2013年09月14日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37483292.html…

posted at 01:10:49

9月15日
『平成25年司法試験の結果について(7)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37484467.html…

posted at 06:55:44

2013年09月16日(月)2 tweets
9月16日
『2013年09月15日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37491380.html…

posted at 01:08:21

9月16日
『平成25年司法試験の結果について(8・完)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37493008.html…

posted at 08:19:15

2013年09月17日(火)1 tweet
9月17日
『2013年09月16日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37500132.html…

posted at 01:08:11

2013年09月18日(水)6 tweets
9月18日
『2013年09月17日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37509224.html…

posted at 01:08:44

9月18日
階猛(民主)「各ロースクールに教員として検察官から行っている人、裁判官から行っている人…注目すべきは、裁判官の派遣人数が多いところというのは合格率が高い…一方で、検察官は…合格率が高い低いにかかわらず、満遍なく行っている」
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigirokunsf/html/kaigiroku/000418320130322004.htm…

posted at 15:29:26

9月18日
階猛(民主)「裁判官は、ロースクールで教えた場合であっても、ロースクールからの報酬というのは国庫に入って、全く自分の手取りには関係ないんだそうです。ところが、検察官については、ロースクールからお金がもらえる」
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigirokunsf/html/kaigiroku/000418320130322004.htm…

posted at 15:30:26

9月18日
階猛(民主)「ロースクールからもらうお金が検察官時代の収入より低い場合は、国が半分を限度に補填してあげる、逆に検察官時代より高い場合は、これはもうもらいっ放し、こういう仕組みだそうです」
衆院法務委員会H25・3・22
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigirokunsf/html/kaigiroku/000418320130322004.htm…

posted at 15:30:50

9月18日
階猛(民主)「私が危惧するのは…お金目当て…そういう検察官が行くと困るなと思います。…検察官の派遣状況を見ていると、ちょっと合格率の低いところにも行っていたりして、私の危惧もあながち的外れではないかなというふうにも思うわけです」
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigirokunsf/html/kaigiroku/000418320130322004.htm…

posted at 15:31:27

9月18日
『母数が倍になっても優秀な人は倍になっていない』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37514482.html…

posted at 15:44:23

2013年09月19日(木)9 tweets
9月19日
『2013年09月18日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37518355.html…

posted at 01:10:43

9月19日
前科を犯人性立証に用いる場合、顕著な特徴の類似性から前科自体で犯人性を推認できることを要するとした最判平24・9・7は、前科以外の犯罪事実との関係でも当てはまるか。肯定したのが最判平25・2・20です。感覚的にも当然という感じですね。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83008&hanreiKbn=02…

posted at 21:46:37

9月19日
論文対策としては、金築補足意見が重要です。併合審理された連続放火事件につき、いずれも放火直前の住居への侵入窃盗までは認定できる場合、その近接性による推認力に加えて、短期間に連続した類似事実の存在を考慮できるとします。つまり、上記場合は判例の射程外ということです。

posted at 21:46:59

9月19日
短期間に5つの放火があったとします。いずれの事件でも甲が放火直前にその家に入り、窃盗をした事実は認定できる。その場合、各事件単独でも、放火直前に家にいた甲が放火しただろうという推認が可能です。直前にいた甲が家から出てすぐに偶然他人が入って放火するという蓋然性は低いからです。

posted at 21:48:01

9月19日
これを5つの放火との関係で考えると、5回とも偶然甲の後に他人が入って放火したという蓋然性は、各事件単独の場合に比べてはるかに低くなります。5つの放火事件を併合審理する場合、そのような総合考慮が可能である。金築補足意見は、このことを言っているのです。

posted at 21:48:38

9月19日
もっとも、前記のうち1事件につき甲が放火を自認したとします。自認事件を間接事実として、他事件の犯人性を推認する場合、「またやっただろう」という予断偏見が生じ得る。従って、判例の射程内と考える要素があるといえます。金築補足意見は、この場合は「顕著な特徴」を認めてよいと言います。

posted at 21:48:58

9月19日
住居侵入窃盗までは認定でき、残る放火の犯人性の認定に限定され、併合審理により人格的評価を低下させる危険性や争点拡散のおそれは考え難いから、「顕著な特徴」を認める余地がある。すなわち、各事件の手口が特異でなくても、「顕著な特徴」を緩めて適用できる場合があるということです。

posted at 21:49:16

9月19日
「併合審理により人格的評価を低下させる危険性や争点拡散のおそれは考え難い」とは、どうせ併合事件に係る心証形成を避けられない以上「予断を生じさせる余罪」といえないし、どうせ争点となるのだから余罪を巡って訴因と無関係の犯罪に係る攻撃防御を展開することにはならないということです。

posted at 21:49:38

9月19日
このように、前科や他の犯罪事実から犯人性を立証する場合であっても、判例の射程外とし、または「顕著な特徴」の要件を緩めて考える余地がある。論文で、判例どおりに処理するとおかしな結論になりそうなときには、金築補足意見が役に立つことになります。予備の刑事実務で使う機会もありそうです。

posted at 21:50:06

2013年09月20日(金)2 tweets
9月20日
『2013年09月19日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37527124.html…

posted at 01:07:28

9月20日
『「司法試験平成23年採点実感等に関する意見の読み方(憲法)」を発売しました』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37534323.html…

posted at 21:47:05

2013年09月21日(土)7 tweets
9月21日
『2013年09月20日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37535603.html…

posted at 01:09:01

9月21日
谷垣法相「2049人の方が合格したわけですが,これについては,毎年,司法試験委員会がいろいろと合議をして決めるということになっています。今年もいろいろと合議をした上でこのような結果となりました。私の基本的な受け止め方はそういうこと」
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hsho08_00459.html…

posted at 14:16:18

9月21日
谷垣法相「確かに予備試験合格者の司法試験合格率は極めて高いわけですが,本来の目的は…経済的な理由で法科大学院に行けない人にも道を開いていくというものです。まだ,実施回数が少ないので即断するには早いかなと思っております」
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hsho08_00459.html…

posted at 14:18:27

9月21日
谷垣法相「法曹養成制度の改革を総合的かつ強力に推進するために,法曹養成制度改革推進会議の開催が決定され,その直後,第1回の推進会議が開催されたところです。…平成27年7月までに,施策の推進・検討を行うことになります」
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hsho08_00460.html…

posted at 14:22:58

9月21日
谷垣法相「今日スタートした法曹養成制度改革推進会議や推進室では,2年を目途にそういった問題を検討します。全てに2年かけるというわけではなくて,その間まとめられて実行可能なものは,随時実行していくという考えでやっていかなくてはならない」
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hsho08_00460.html…

posted at 14:23:24

9月21日
平成25年9月17日 法曹養成制度改革推進会議の開催について(PDF)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hoso_aikaku/dai1/siryou1.pdf…

posted at 15:03:10

9月21日
平成25年9月17日 法曹養成制度改革顧問会議について(PDF)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hoso_aikaku/pdf/komonkaigi.pdf…

posted at 15:03:43

2013年09月22日(日)4 tweets
9月22日
『2013年09月21日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37544094.html…

posted at 01:07:05

9月22日
通行地役権は、通路としての使用が客観的に明らかで、承役地の譲受人が取得時に認識し、又は認識可能なときは、登記なくして対抗できる(最判平10・2・13)。では、担保不動産競売による買受人について上記悪意有過失を考える基準時は、いつと考えるべきでしょうか。

posted at 15:25:02

9月22日
単純に考えると、取得時=担保不動産競売の売却時となりそうです。しかし、最判平25・2・26は、最先順位の抵当権設定時であり、担保不動産競売の売却時ではないとしました。これを理解するには、執行法の知識が前提となります。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83014&hanreiKbn=02…

posted at 15:25:36

9月22日
抵当不動産の売却により地役権が消滅するかは、地役権を抵当権者に対抗できるか否かによります(民執法59条2項)。抵当権者に対抗できない権利は、買受人にも対抗できない。複数抵当権がある場合には、最先順位に対抗できる必要がある。判例が最先順位の抵当権設定時としたのは、このためです。

posted at 15:25:56

2013年09月23日(月)10 tweets
9月23日
『2013年09月22日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37552017.html…

posted at 01:08:07

9月23日
『平成25年司法試験予備試験論文式民事実務基礎参考答案』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37555643.html…

posted at 12:38:04

9月23日
予備の民事実務基礎。設問1(1)は、最低限「基づく引渡し」を指摘する必要があります。対抗要件としての引渡しは迷うところで、177条の権利抗弁説と同様に考えて不要とする考え方も有力です。

posted at 13:54:14

9月23日
他方、債権である賃借権は当然には賃貸人以外の者に主張できないから、単なる賃借権の存在の主張だけでは、そもそも新所有者に対する占有権原の主張とはならない。そう考えると、物権的効力の前提となる借地借家法31条1項の対抗力の意味としても、引渡しは必要であるということになります。

posted at 13:58:49

9月23日
設問3(2)の「端的に記載」は、文字通り端的で構わなかったと思います。平成24年の場合は権利抗弁(留置権)だったので、権利主張としての記載をする必要があると考える余地がありましたが、今回はそういう要素がないからです。

posted at 13:59:12

9月23日
設問4で「評価根拠事実」「評価障害事実」という用語を用いる場合、注意が必要です。評価根拠(障害)事実は、その事実があれば非背信性を肯定(否定)できるに足りるもの(そうでなければ主張自体失当)です。単に肯定方向、否定方向という程度の意味で使っている人が多いので気をつけましょう。

posted at 13:59:32

9月23日
それから、「特段の事情」は、まさに特段の事情です。賃料をきちんと払ってきたというようなことは、賃借人としては普通のことですから、こういった事情を過度にとりあげて非背信性の根拠とするのは適切とはいえません。

posted at 13:59:54

9月23日
今年の問題は、大胆な配点になっています。設問4の配点が極端に高いことを意識して構成できたかどうか。問題用紙の各設問の余白に、最初に配点を記入するクセをつけておくと、見落としは少なくなります。こういったちょっとした工夫で、案外差が付いたりするものです。

posted at 14:00:16

9月23日
法曹倫理は、今年も現場で弁護士職務基本規程を引ければ解答できる問題でした。特に法曹倫理に時間を割いて対策をする必要は、ほとんどないといってよいでしょう。ただ、弁護士法も含めて、どのような条文がどの辺りの位置にあるかくらいは、事前に把握しておいた方がよいかもしれません。

posted at 14:01:11

9月23日
予備の民事実務基礎は、毎年設問の数が多い傾向にあります。他方で、丁寧な説明は必ずしも求められていない。問題提起等は省き、結論と理由を端的に述べるスタイルの方が書きやすいでしょう。「論文」というよりは、「記述式」という感覚を持っておくべきです。

posted at 14:01:37

2013年09月24日(火)3 tweets
9月24日
『2013年09月23日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37560437.html…

posted at 01:08:20

9月24日
下村文科相「24年度の予算から、司法試験の合格率と入学者選抜の競争倍率を指標とした公的支援の見直しを実施してきました。…来年度の予算から、入学定員の充足率も指標に加える。このことによって、公的支援の更なる見直しを強化するといいますか、厳しくするというようなことを決定いたしました」

posted at 14:04:48

9月24日
下村文科相「これによって、平成24年度のときの対象は6校、それから、平成25年度の対象は4校だったわけですけれども…平成26年度は18校になってしまうということになるわけであります」
http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/etail/1339600.htm…

posted at 14:05:06

2013年09月25日(水)14 tweets
9月25日
『2013年09月24日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37569483.html…

posted at 01:10:39

9月25日
『平成25年司法試験予備試験論文式刑事実務基礎参考答案』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37573905.html…

posted at 14:40:38

9月25日
予備の刑事実務基礎。3年連続で近接所持が出ました。これまでは近接所持を全く説明できていなくても、合格ラインに達していました。しかし、今後はさすがに近接所持を落とすと厳しいでしょう。事案に即して説明できるよう準備しておくべきです。

posted at 15:59:28

9月25日
今年は、「犯人と認定できるか」ではなく、「勾留すべきか」が問われています。従って、嫌疑の相当性(犯人と疑うに足りる相当な理由)があれば足りる。「合理的な疑いを入れない程度の証明」は不要です。「合理的な疑いの余地があるから嫌疑の相当性がない」などと書いてはいけません。

posted at 15:59:50

9月25日
本問のポイントは、甲がリサイクルショップに持ち込んだカメラにはVの指紋がないということです。すなわち、カメラと被害品の同一性を容易には認定できない。他方で、メモリーカードの同一性は極めて堅い。そこで、先にメモリーカードの方を認定することになります。

posted at 16:00:09

9月25日
メモリーカードにつき近接所持の法理で甲の持ち去りを認定すれば、カメラを置いてカードのみ抜き去り、カメラは別の誰かが持ち去ったということは考えにくいですから、カメラも甲が持ち去ったという推認が可能になります。この程度でも、「疑うに足りる相当な理由」はあるといってよいでしょう。

posted at 16:00:30

9月25日
推認力のない事実を列挙して、「推認力はない」と書く答案があります。間違ったことは書いていませんが、ほとんど意味がありません。紙幅を考えると、書かない方がよいでしょう。特に、こういうものを最初に書くのは不適切です。重要度の高い順に書くようにしましょう。

posted at 16:00:50

9月25日
マンション入り口の防犯ビデオを過度に重視するのは、適切ではありません。同マンションの他の居住者による侵入の余地もあるし、甲が気付かないうちにAが盗んだ可能性も否定できないからです。確かに、他の外部者の犯行可能性を否定する事実ではありますが、甲の犯人性とは直ちには結びつきません。

posted at 16:01:12

9月25日
机とテーブルを混同してしまうと、話がややこしくなります。酒を飲んだのがテーブル。カメラをしまったのが机です。テーブルから甲の指紋が出ても、カメラを取り出そうとした証拠にはなりません。そして、机からはVの指紋しか検出されていない。結局、これらの指紋はほとんど無意味です。

posted at 16:01:34

9月25日
本問のメインは明らかに嫌疑の相当性ですから、その他の要件はあっさり書きましょう。この程度で各号該当性を認めてよいかは疑問もありますが、試験と割り切って簡単に肯定でよいと思います。

posted at 16:01:50

9月25日
刑事実務基礎では、犯人側と被告人側の事情に分け、事実、意味づけ(推認力の評価)、認定根拠を項目別に列挙して最後に総合評価という方法が指導されたりします。これは修習の起案の形式をそのまま輸入したものですが、予備では答案用紙が4枚しかないので、無理があるでしょう。

posted at 16:02:11

9月25日
検討段階はともかく、答案に記載するときは、バラバラに記載して最後に総合評価という形ではなく、結論に至るまでの推認過程の流れに沿って論述していくべきです。修習の配点は細かい枝葉にありますが、予備の配点は幹にあります。それをしっかり示すことが大事です。

posted at 16:02:36

9月25日
本問では甲所持のメモリーカードと被害品に入っていたものとの同一性、メモリーカードの近接所持→メモリーカードの持ち去り→カメラの持ち去りという流れを捉えているかがポイントです。バラバラに間接事実を記載して抽象的に「以上を総合すれば」と書いたのでは上記推認過程を示すことができません。

posted at 16:03:10

9月25日
それから、今年は供述を証拠として使う場面が、これまでより増えました。供述を用いる際には、「〜から信用できる△の供述は」というように一言信用性評価を付け足すのが予備のテクニックです。修習起案であれば項を分けて検討したりしますが、予備ではそんな紙幅の余裕はありません。

posted at 16:03:32

2013年09月26日(木)9 tweets
9月26日
『2013年09月25日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37578559.html…

posted at 01:10:01

9月26日
刑事事件の証人尋問において、証拠採用されていない書面や物を示しながら尋問をすることはできるでしょうか。刑訴規則199条の10及び同条の11から、これは可能です。では、上記書面又は物を事実認定に使えるでしょうか。証拠採用されていない以上、できないはずですね。

posted at 21:29:43

9月26日
最決平23・9・14は、写真につき「証言内容を離れて写真自体から事実認定を行うことはできないが,引用された限度において被害再現写真の内容は証言の一部となっている…から,そのような証言全体を事実認定の用に供することができる」としました。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=81621&hanreiKbn=02…

posted at 21:39:47

9月26日
要は示された書面又は物自体は事実認定に使えないが、それが証言で引用された場合は証言が証拠となる結果、引用部分を事実認定に使えるということです。近時、電子メールについて前記判例を引用しつつこの点を確認したのが、最決平25・2・26です。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83033&hanreiKbn=02…

posted at 21:40:27

9月26日
「証拠として取り調べられていない本件電子メールが独立の証拠となり,あるいは被告人乙の供述の一部となるものではないというべきである。本件電子メールは,被告人乙の供述に引用された限度においてその内容が供述の一部となるにとどまる」
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83033&hanreiKbn=02…

posted at 21:40:51

9月26日
証言の際に示した書面又は物がなぜ事実認定に使われそうになるのかというと、証人尋問調書や被告人供述調書に当該書面又は物が添付されることがあるからです(刑訴規則49条)。前記2つの判例は、いずれも同条により写真や電子メールが添付された事案です。

posted at 21:41:14

9月26日
刑訴規則199条の10及び同条の11は、短答知識です。特に予備の口述受験者は、この辺りも即答できるようにしておきたいところです。この条文が問われるときには、付随的に前記判例知識も問われる可能性があることを頭の片隅に置いておきましょう。論文での出題もないとはいえません。

posted at 21:41:33

9月26日
司法試験の出題趣旨が公表されました。単に「それを書けばよかったのか」と思うのではなく、ほとんどの合格者が拾うのはどこまでか、それは問題文のどこを手がかりにすればよいかという観点から、検討すべきです。
http://www.moj.go.jp/content/00011449.pdf…

posted at 21:46:44

9月26日
後は、自分が書けなかった原因が、知識不足なのか。そうなら知識を補充する。そうではなくて問題文の読み方なら、適切な読み方ができるように訓練する。原因分析の結果によって必要な学習の方向性が違ってきます。
http://www.moj.go.jp/content/00011449.pdf…

posted at 21:46:58

2013年09月27日(金)12 tweets
9月27日
『2013年09月26日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37588224.html…

posted at 01:07:15

9月27日
「民法505条1項の『双方の債務が弁済期にあるとき』とは実際には自働債権の弁済期到来を指す。なぜなら受働債権は期限の利益を放棄できるから」これは短答知識です。では、この場合、相殺適状時はいつになるのでしょうか。

posted at 21:26:50

9月27日
「自働債権だけ考えれば足りる」ことからすれば、自働債権の弁済期到来時。他方、「期限の利益を放棄すれば相殺できる」ことからすれば、現実に期限の利益を放棄した時点となるでしょう。通常相殺直前に期限の利益を放棄することになるので、相殺適状時と相殺行使時はほぼ重なることになります。

posted at 21:27:28

9月27日
相殺適状時が問題になるのは、相殺の効果は相殺適状時に遡り(506条2項、利息や遅延損害金に影響します)、時効消滅債権との相殺は時効期間満了前の相殺適状を要する(508条)からです。まさに後者が問題となったのが最判平25・2・28です。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83023&hanreiKbn=02…

posted at 21:28:08

9月27日
最判平25・2・28は、「既に弁済期にある自働債権と弁済期の定めのある受働債権とが相殺適状にあるというためには,受働債権につき,期限の利益を放棄することができるというだけではなく,期限の利益の放棄又は喪失等により,その弁済期が現実に到来していることを要する」としました。

posted at 21:28:26

9月27日
すなわち、「自働債権だけ考えれば足りる」というのではなく「期限の利益を放棄すれば相殺できる」という考え方です。理由は2つ。一つは「双方の」という文言です。文言上自働債権だけとは書いてありませんから、現実に期限の利益を放棄して受働債権の弁済期を到来させる必要があるという形式論です。

posted at 21:28:48

9月27日
もう一つは実質論で、判例は「受働債権の債務者が…既に享受した期限の利益を自ら遡及的に消滅させることとなって,相当でない」と言います。すなわち、現実には期限の利益を享受した以上、当初から期限の利益を放棄していたとして相殺適状を認めるのはおかしい、ということです。

posted at 21:29:08

9月27日
期限の利益を放棄すれば、弁済期前でも相手方は請求できたはずです。しかし、後から相殺適状があったという場合、現実には相手方は請求できなかった(=期限の利益があった)のに、当初から期限の利益は放棄されていたということになる。これはおかしいでしょうということです。

posted at 21:29:25

9月27日
また、同判例は、「民法508条の趣旨に照らせば,同条が適用されるためには,消滅時効が援用された自働債権はその消滅時効期間が経過する以前に受働債権と相殺適状にあったことを要する」としました。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83023&hanreiKbn=02…

posted at 21:29:44

9月27日
これは従来の通説と同じ理解であり、508条の「消滅以前」を「援用以前」ではなく「期間経過以前」と理解します。既に消滅時効期間が経過した債権に対する同時決済の期待がないということですね。これに対しては、停止条件説では援用により「消滅」するはずだという批判があります。

posted at 21:30:07

9月27日
この最判平25・2・28は、平成25年の判例の中でも重要度は高く、短答・論文共に出題可能性があります。理由付けも含めて、覚えておきたい判例です。

posted at 21:30:20

9月27日
なお民法508条については、近時の債権法改正の議論で、相殺適状時にかかわりなく、相手方の時効援用までは相殺できるという形に改正する提案がされています。中間試案の補足説明304頁から詳細な説明がされています。
http://www.moj.go.jp/content/00010950.pdf…

posted at 21:30:36

2013年09月28日(土)2 tweets
9月28日
『2013年09月27日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37597585.html…

posted at 01:08:04

9月28日
『裁判官の国会職員への出向について』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37604224.html…

posted at 20:31:57

2013年09月29日(日)7 tweets
9月29日
『2013年09月28日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37606293.html…

posted at 01:09:36

9月29日
民訴で、主位的請求棄却、予備的請求認容の第1審判決に対して被告のみが控訴した場合、控訴審が主位的請求を認容する判決をすることは、不利益変更禁止(民訴法304条)違反となります。刑訴ではどうか。これは、刑訴法392条2項があるので、当然には違法ではありません。

posted at 18:50:19

9月29日
しかし最決平25・3・5は、賭博開張図利の共同正犯(本位的訴因)は認定できないが、同罪の幇助犯(予備的訴因)は認定できるとした第1審判決に対し、被告人のみ控訴した事案で、控訴審が本位的訴因につき職権で調査を加えて有罪の自判をしたことは違法であるとしました。

posted at 18:50:40

9月29日
「検察官は,その時点で本位的訴因である共同正犯の訴因につき訴訟追行を断念したとみるべきであって,本位的訴因は,原審当時既に当事者間においては攻防の対象から外されていた」というのが理由です。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=83048&hanreiKbn=02…

posted at 18:51:00

9月29日
本判例の引用する最大決昭46・3・24(新島ミサイル事件)も、第1審が牽連犯または包括一罪の一部のみ有罪としたのに対し被告人のみ控訴し、控訴審が全部有罪とした事案で、無罪部分が攻防対象から外れたことを理由に違法としています。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=50798&hanreiKbn=02…

posted at 18:51:18

9月29日
適法例もあります。最決平元・5・1は、本位的訴因も予備的訴因も同一の被害者に対する同一の交通事故で、過失態様のみ異なるという事案で、第1審が予備的訴因のみ認定して被告人だけが控訴しても、控訴審は本位的訴因を審理できるとしています。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=50328&hanreiKbn=02…

posted at 18:52:41

9月29日
この最決平元・5・1も「検察官が本位的訴因の訴訟追行を断念して、本位的訴因が当事者間の攻撃防禦の対象から外れたとみる余地はない」という理由付けを用いています。「攻撃防御の対象から外れた」か否かという視点は、論文用に覚えておきましょう。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp003?hanreiid=50328&hanreiKbn=02…

posted at 18:53:01

2013年09月30日(月)3 tweets
9月30日
『2013年09月29日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37615247.html…

posted at 01:09:09

9月30日
『「平成25年司法試験状況」から読み取れること(上)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/37620916.html…

posted at 17:31:54

9月30日
法科大学院特別委員会提出資料から、3回目受験者は1661人、うち合格者は327人であったことがわかります。ですから、平成25年司法試験で三振した人は、1334人であったことが公式に明らかになったといえます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/__icsFiles/afieldfile/2013/09/25/1339754_05.pdf…

posted at 18:12:04

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