平成19年度旧司法試験短答式の実施

問題・解答共に、ネット上で入手可

5月13日に、旧司法試験の短答式が実施された。
問題は法務省のサイトからダウンロードできる。
解答については、LECが解答速報を出している。

知識重視か

ざっと見たところ、刑法は個数問題がなく、穴埋め候補の数も少ない。
かなり解きやすく、差はつきにくい。
憲法の穴埋めは肢を切りにくく作ってあるので、やや面倒だ。
もっとも、そんなに差が付くような問題でもない。
他方、憲法・民法共に、知識問題はなかなか細かいところ訊いている。

総合すると、憲法・民法の知識問題を獲れたかどうかが、合否を分けることになるのではないか。
後は、刑法・憲法の論理問題でケアレスミスをしなかったかどうかというところだろう。
事務処理能力よりも、知識のある人を採りたい、ということだろうか。
新試験の傾向に合わせた感もある。

合格者数は

今年の短答合格者数は、公式には発表されていない。
去年が3820人なので、最終合格者数の比率(500:300)を考慮すると、

3820*3/5=2292

従って、2300人前後ということになりそうだ。

ちなみに、過去に最終合格者数が300人前後だった時代がある(参考資料)。
昭和30年代前半の頃である。
当時の短答合格者数は、概ね1500人前後だった。
もっとも、当時は出願者数が7000人前後だったため、あまり参考にすべきでないだろう。

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