新司法試験が本格始動 「未修者」3年コース組が初受験

asahi.com 2007年05月15日11時06分の記事

(以下引用)

 法科大学院(ロースクール)の修了生を対象にした今年の「新司法試験」が15日始まり、法務省によると4607人(速報値)が受験した。新試験の実施は2回目だが、今年は初めて、大学院に入る前に法学を学んだ経験がなかった「法学未修者コース」(3年制)の修了者に受験が認められた。合格者は1800〜2200人、合格率は39〜47%程度となる見込みで、48%だった昨年を上回る難関になりそうだ。

 1回目の昨年は、2年制の「既修者コース」の修了者だけが受験できた。新司法試験は、幅広い分野の人材を集めて法律家を増やそうとする司法制度改革の「目玉」。未修者コースには社会人経験者も多数含まれることから、今年の試験は改革の真価が問われる「試金石」ともなる。

 この日の受験者は受験予定者数5280人を大きく下回った。新司法試験は3回しか受けられないことから「受け控え」があったとみられる。

 試験は19日まで全国7都市で行われる。法科大学院修了者を対象としない「旧司法試験」は5月13日に2次の短答式試験が実施された。

 司法試験はもともと合格率3%前後という「超難関」で知られた。新試験は法科大学院で実務中心の教育を受けることを条件に、当初は合格率を「修了者の7〜8割」と想定。だが、受験者数は増加し、合格率も予想より低下している。法曹関係者からは「このままでは結局、受験競争に逆戻りしてしまう」との懸念も出ている。

(引用終わり)

【コメント】

700人近い受け控えが出たことになる。
受け控えがなければ、合格率は、概ね、2000/5280*100≒37.8%だ。
しかし、受け控えのせいで、2000/4607*100≒43.4%に上昇することになりそうだ。
今年悩みながらも受験を決意した人は、ラッキーだといえる。
他方、受け控え組は、来年かえって苦しい戦いを強いられる結果になる可能性がある。

戻る