平成19年度新司法試験結果について(3)

未修VS既修

実際の受験者数の未修既修の内訳のデータが無い。
そのため、対出願者ベースで合格率を算出した。
未修は、635/2516≒25.2%。
既修は、1216/2885≒42.1%。
未修初代には、旧司法試験組が未修に入るという「隠れ未修」が相当いるとされる。
にもかかわらず、この数字である。
一年余計にローの教育を受けることで、実力が落ちるのかもしれない。

なお、朝日新聞WEB版2007年9月13日配信記事によると、未修32.3%、既修46.0%とある。
これは、おそらく受験者ベースの数字だろう。
どこからデータを取得したのかはよくわからない。
この数字を上記と比べてわかることは、未修は既修より、受け控えが多かったということである。

法学部VS非法学部

これも対出願者ベースの合格率である。
法学部は、1439/3922≒36.7%
非法学部は、412/1479≒27.9%
未修既修ほどは、差がついていない。

未修非法学部VSその他

これも対出願者ベースの合格率である。
未修かつ非法学部は、292/1162≒25.1%。
未修非法学部以外は、1559/4239≒36.8%。
未修かつ非法学部の類型が、最も純粋未修に近いのではないかと思って比較してみた。
しかし、既修未修の単純比較よりも、かえって差が縮まっている。

男VS女

これも出願者ベースの合格率である。
男は、1334/3786≒35.2%
女は、517/1615≒32.0%
意外と差がついている。
ただ、昨年は受験者ベースの合格率で、男50.3%、女42.3%だった。
それから考えると、差はかなり縮まっている。
トイレ等々の生理条件的な面で、試験現場において男性有利という部分はあるだろう。
また、合格に対する強迫観念は男性の方が強いようで、その部分の影響もありそうだ。

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