2016年2月のツイートまとめ

2016年02月01日(月)11 tweets
 
2月1日
『2016年01月31日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43325092.html…
 
2月1日
司法出題趣旨刑訴法設問1。強制処分の意義について、判例を踏まえて判断基準を明確にせよ、と言っています。当サイトのいう「規範の明示」で、これは合否を分けます。これを怠っていきなり当てはめに入るのは、たとえ、その当てはめの中で規範らしきものが示されていても、大きく評価を落とすのです。
 
2月1日
「最高裁判所は…「強制手段とは,有形力の行使を伴う手段を意味するものではなく,個人の意思を制圧し,身体,住居,財産等に制約を加えて強制的に捜査目的を実現する行為など,特別の根拠規定がなければ許容することが相当でない手段を意味する」と判示した」
 
2月1日
「上記判示から抽出するならば,強制処分のメルクマールは,「個人の意思の制圧」と「身体・住居・財産等への制約」(代表的な権利・利益を例示したものと理解すれば,「権利・利益の制約」と言い替えることもできる。)とに求められることになる」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月1日
「本設問を検討するに当たっては,このような最高裁決定の判示にも留意しつつ,刑事訴訟法第197条第1項の解釈として,強制処分と任意処分の区別に関する基準を明確化しておくことが求められる」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月1日
出題趣旨が、判例に依拠して判断基準を説明している点に注意が必要です。旧司法試験時代の論証は、学説ベースで、しかも、いかにも「自分で考えて論じているような」書き方をしていました。それが現代の司法試験に合わないということは、出題趣旨の表現の仕方からも分かるでしょう。
 
2月1日
旧試験時代には、あたかも自分で考えたような論証を書いた後、「判例同旨」と書いていました。これが考査委員に評判が悪いということで、旧試験末期には、「判例同旨」は使ってはいけない、と指導されたものです。しかし、より根本的な問題である「自分で考えたような論証」自体は直りませんでした。
 
2月1日
むしろ、「判例同旨を使わない」ということが独り歩きして、「判例は事案が少しでも違うと妥当しないから、答案で判例を引用してはいけない。判例で書く場合にも、判例であることは明示せず、自分で考えたかのような書き方をすべきである」という逆方向の指導までされるようになったのです。
 
2月1日
このことは、旧司法試験時代の解答例などを見るとわかります。判例の引用が一切ない答案が、むしろ普通です。当時は、答練で判例を引用すると、「このような書き方は避けて下さい」とコメントが付いたりしたものです。今から考えると、信じられないようなことが、現実に起こっていました。
 
2月1日
いかにも自分の考えのように書いて、判例がそれに依拠しているかのごとく「判例同旨」とするのはおかしい、判例を引用し、判例に依拠するという書き方をすべきだ、ということだったのに、なぜか「一切判例は引用するな」という逆の指導がされるようになったのは、皮肉なことです。
 
2月1日
参考答案は、出題趣旨の挙げる判例を引用した上で、宅配便エックス線検査事件判例を規範化したものを示して当てはめに入っています。理由付けは一切ありませんが、実戦的にはこれで十分です。余裕がないうちは、事実の摘示に時間を回しましょう。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.html…
 
2016年02月02日(火)4 tweets
 
2月2日
『2016年02月01日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43329542.html…
 
2月2日
司法出題趣旨刑訴法設問1。任意処分の限界も判例の判断枠組みで書け、と言っています。出題趣旨は「留意して」という表現を用いていますが、これは具体的に答案に書く場面では、判例の判断枠組みを明示せよ、ということを意味します。これを怠っていきなり当てはめれば、大きく評価を落とすのです。
 
2月2日
「昭和51年最決も…「何らかの法益を侵害し又は侵害するおそれがあるのであるから,状況のいかんを問わず常に許容されるものと解するのは相当でなく,必要性,緊急性なども考慮したうえ,具体的状況のもとで相当と認められる限度において許容される」と判示している」
 
2月2日
「本設問の解答に当たっては…前記昭和51年最決の判示内容にも留意して,強制処分と任意処分の区別の基準や任意処分の限界の判断枠組みが検討・提示された上で…検討がなされる必要がある」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2016年02月03日(水)2 tweets
 
2月3日
『2016年02月02日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43333567.html…
 
2月3日
『「司法試験平成27年最新判例ノート」を発売しました』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43336278.html…
 
2016年02月04日(木)6 tweets
 
2月4日
『2016年02月03日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43337976.html…
 
2月4日
司法出題趣旨刑訴法設問1。出題趣旨では、趣旨を踏まえた検討(理由付け)や問題文上の具体的事実の意味付けも求めています。しかし、これは優秀・良好に属する事柄です。合否を分けるのは、判断枠組みの明示と具体的事実の抽出です。まずは、これを確実に書き切る訓練をしましょう。
 
2月4日
「強制処分法定主義,任意処分に対する法的規制の趣旨を踏まえつつ…判断枠組みが検討・提示された上で…設問の事例に現れた具体的事実がその判断枠組みにおいてどのような意味を持つのかを意識しながら…検討がなされる必要がある」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月4日
強制処分の意義や任意処分の限界について、規範すら示さないのは即不良。当てはめで具体的事実を抽出・明示できていないものも基本的に不良。それらをクリアした上で、趣旨から規範を導出できていたり、事実の意味付け(評価)ができていれば、優秀・良好。ざっくり言えばこういうイメージです。
 
2月4日
法科大学院や予備校等では、趣旨からの検討や事実の評価が過度に強調されがちです。受かりにくい人は、それをやろうとするあまり、規範が不正確・雑になったり、当てはめで具体的事実を明示できなくなる。優先順位を意識して、合否を分ける所から確実に書けるようにすべきです。
 
2月4日
趣旨からの検討や事実の評価が過度に強調されるのは、論文試験の常軌を逸した時間的制約が十分理解されていないためでしょう。実際には、規範と事実を書き切るだけでも、相当の速書きが必要です。メチャクチャな試験なのです。それを十分理解した上で、答案戦略を考えるべきでしょう。
 
2016年02月05日(金)6 tweets
 
2月5日
『2016年02月04日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43342197.html…
 
2月5日
司法出題趣旨刑訴法設問1。出題趣旨では「論理的に一貫した検討」が求められるとされています。これは、強制処分であるとした場合と、任意処分であるとした場合とで、次に検討すべき内容が変わってくることを示しています。出題趣旨で「~との結論に至った場合には」の部分です。
 
2月5日
「本設問の解答に当たっては…【捜査①】及び【捜査②】の各適法性について…論理的に一貫した検討がなされる必要がある」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月5日
「任意処分であるとの結論に至った場合には,次の段階として,当該捜査が任意捜査として許容される限度のものか否かについて検討することになり…強制処分であるとの結論に至った場合には,刑事訴訟法上の根拠規定が存在し,かつ,その定める要件を満たしていなければ,違法となる」
 
2月5日
強制処分であるとしながら、なぜか任意処分の限界に相当する議論を展開したり、任意処分であるとしながら、捜査①・②が検証に当たるかを検討するといった答案は、この論理的一貫性という点で厳しい評価を受けるでしょう。司法試験で問われる論理性とは、この程度のレベルのものです。
 
2月5日
司法試験では、これまで、商法で論理性が問われやすい傾向でした。今年は、刑訴でも問われています。とはいえ、内容的には、それほど引っ掛かる人もいないだろうというレベルですので、さほど気にしなくてもよいでしょう。
 
2016年02月06日(土)7 tweets
 
2月6日
『2016年02月05日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43346244.html…
 
2月6日
司法出題趣旨刑訴法設問1。判例が強制処分の意義の要素として例示する「意思の制圧」について、秘密裏に行う処分の場合にどう考えるかが論点の1つであったことが、出題趣旨に示されています。
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月6日
「強制処分か任意処分かの区別については,前記最決の枠組みに従えば,まず,「個人の意思の制圧」の側面に関し,乙に認識されることなく秘密裏に聴取・録音したものであり,現実に乙の明示の意思に反し又はその意思を制圧した事実は認められない点をどのように考えるかが問題となる」
 
2月6日
やってはいけないのは、被処分者が気付かない以上、意思の制圧がないとして、簡単に任意処分にすることです。これは、過去の再現等からも、明らかに評価を落としています。今年は、出題趣旨にそのことが明示されています。
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月6日
「対象者が認識していないことから直ちに「意思の制圧」を否定し,強制処分に当たらず任意捜査だと結論付けることは…通信傍受が強制処分と位置付けられていること(同法第222条の2)に照らしても,短絡的であり…「意思の制圧」の位置付けやその具体的内容の吟味を踏まえた検討が求められる」
 
2月6日
この点については、今年の試験直後にTwitterで説明しました。
2015年06月20日のtweet
http://studyweb5.seesaa.net/article/42102303.html…
 
2月6日
実際には、ほとんどの人が、ここを論点として検討するという形では書いていないでしょう。参考答案も、宅配便エックス線検査事件判例に依拠した規範に読み替える形で簡単に書いています。この程度で十分です。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.html…
 
2016年02月07日(日)8 tweets
 
2月7日
『2016年02月06日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43350193.html…
 
2月7日
司法出題趣旨刑訴法設問1。本問は何らの令状も取得していないので、強制処分と考えれば簡単に違法としてよさそうにみえます。しかし、出題趣旨は、法定の処分、とりわけ検証に当たるかという点をより踏み込んで検討して欲しかったようです。
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月7日
「【捜査①】が強制処分であるとの結論に至った場合には…法定された既存の強制処分の類型に該当するか否かを検討した上で,適法性についての結論を導く必要がある」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月7日
「最決平成11年12月16日…が,「電話傍受は,通話内容を聴覚により認識し,それを記録するという点で,五官の作用によって対象の存否,性質,状態,内容等を認識,保全する検証としての性質をも有するということができる」と判示したことも踏まえた検討が求められよう」
 
2月7日
「【捜査②】が強制処分であるとした場合…前記平成11年最決や,宅配便荷物に外部からエックス線を照射して内容物の射影を観察するという検査方法を検証としての性質を有する強制処分に当たるものとした最決平成21年9月28日…に鑑みると…「検証」としての性質を有するものと見る余地があろう」
 
2月7日
「室内の会話を一定期間継続して無差別的に聴取・録音する点,事後通知や準抗告による不服申立ての手続が不可欠というべき性格の処分である点で,検証の枠を超えているとの見方もあり得よう(電話傍受に関する前記平成11年最決の反対意見参照)」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月7日
本問では検証に当たるか否かに関わりなく違法となる事案ですから、実戦的には、この点は書くとしても簡単に書きたいところです。参考答案は、あっさり検証該当性を認めて違法にしています。この程度で十分です。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.html…
 
2月7日
仮に、「どのような手段を採るべきか」というような出題だった場合には、取得すべき令状を検討することになります。この場合には、検証該当性の検討は、より丁寧に行う必要があるでしょう。出題趣旨が挙げた判例を、うまく答案で引用できるよう準備しておきたいところです。
 
2016年02月08日(月)6 tweets
 
2月8日
『2016年02月07日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43354138.html…
 
2月8日
司法出題趣旨刑訴法設問1。強制処分の判断基準となる権利侵害性について、出題趣旨は、判例の「身体・住居・財産」という文言に引き付けて説明しています。現在の司法試験における判例重視の姿勢が、ここにも表れているといえるでしょう。
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月8日
「【捜査①】の適法性について…「権利・利益の制約」の側面に関しては,Pらが適法に賃借・引渡しを受けた居室のベランダにおいて聴取・録音がなされ,乙の「身体,住居,財産」そのものに対する侵害・制約は認められない」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月8日
「【捜査②】は…外部から聞き取られることのない個人の私生活領域内における会話等の音声を乙の承諾なくして聴取・録音しているものであることから,乙の「住居」に対する捜索から保護されるべき個人のプライバシーと基本的に同様の権利の侵害が認められ,その侵害の程度も重いと評価できる」
 
2月8日
もっとも、ここは端的にプライバシーとの関係を論じれば足り、身体・住居・財産の侵害に当たるかを論じるべき必然性はありません。そう考えた人が多数派だと思います。出題趣旨の書き方は、評価の一例と考えればよいでしょう。判例が例示する権利であることが、重大性の一要素になるということです。
 
2月8日
むしろ、重要なことは、当てはめで具体的事実を抽出し、明示できているかどうかです。参考答案は、事実の評価(意味付け)をほとんどしていませんが、問題文上の事実を丁寧に列挙しています。ここで手を抜くと、「受かりにくい人」になるのです。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.html…
 
 
2016年02月09日(火)1 tweet
 
2月9日
『2016年02月08日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43358242.html…
 
2016年02月10日(水)5 tweets
 
2月10日
『2016年02月09日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43362347.html…
 
2月10日
司法出題趣旨刑訴法設問1。捜査①を任意処分とした場合、その限界を検討することになります。出題趣旨は、その当てはめにおける必要性の検討要素を列挙し、それに関わる具体的事実の「抽出」と「評価」が必要であるとしています。
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月10日
「当該捜査手段を用いる必要性を検討するに当たっては,対象となる犯罪の性質・重大性,捜査対象者に対する嫌疑の程度,当該捜査によって証拠を保全する必要性・緊急性に関わる具体的事情を適切に抽出・評価する必要がある」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月10日
当サイトで繰り返し説明しているとおり、合否を分けるのは「抽出」であり、「評価」は優秀・良好の領域に属します。まずは、確実に「抽出」できるようにする。参考答案は、「抽出」に特化して書いています。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.html…
 
2月10日
なお、出題趣旨は捜査②を任意処分とした場合について記述していません。このことは、考査委員が、捜査②を任意処分とする余地を考慮していなかったことを示しています。捜査②を任意処分とした場合、それだけで評価を落とした可能性が高いでしょう。論文でも、結論だけで差が付くことがあるのです。
 
2016年02月11日(木)10 tweets
 
2月11日
『2016年02月10日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43366306.html…
 
2月11日
司法出題趣旨刑訴法設問2証拠収集上の問題点。約束自白と派生証拠の証拠能力が論点であったことが示されています。いずれも基本論点ですから、どちらかを落とせば不良レベルに落ちるでしょう。合否を分ける論点であったといえます。
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月11日
「不起訴約束による甲の供述(自白)の獲得手続の問題点と,そこから派生して得られた証拠の証拠能力を問うことにより,自白法則,違法収集証拠排除法則等の刑事訴訟法の基本原則に対する理解と…具体的検討を行う法的思考力を試すものである」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月11日
約束自白と派生証拠の証拠能力は個別にみると重要基本論点。ただ、派生証拠を問題にする場合、通常は、元の証拠は違法収集証拠排除法則によって排除される証拠です。本問では、それが自白法則で排除される証拠である。これを、どう考えるか。この点は応用論点であり、優秀・良好の領域となります。
 
2月11日
「不起訴約束による甲供述(自白)の獲得手続の問題点については,このような自白の証拠能力に関する見解が指摘する問題を意識しつつ…それが甲自身ではなく,乙に対する逮捕状請求の疎明資料として用いられることにも留意した検討・論述が求められる」http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月11日
「甲供述の獲得手続に甲供述自体の証拠能力を失わせるような違法・瑕疵が見いだされる場合であっても,甲供述の証拠能力が否定される趣旨いかんにより,それが当然に,派生証拠の証拠能力にまで影響を及ぼすとは限らない」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月11日
「例えば,虚偽排除の観点から証拠能力が否定される不任意自白の場合,自白を排除する趣旨が派生証拠の証拠能力にまで影響を及ぼすかについては議論の余地がある」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月11日
虚偽排除説との関係については、多少解説が必要でしょう。虚偽排除説からは、自白の証拠能力を否定する場合でも、自白採取手続が違法であるとは限らない。だとすれば、違法な証拠の派生証拠とはいえないので、違法の承継や毒樹の果実論が妥当しないという余地がある、ということです。
 
2月11日
参考答案は、虚偽排除の立場に立ちつつも、そのような虚偽の自白では逮捕の理由を基礎付けることはできない、として、乙の逮捕の違法を導いています。出題趣旨の「逮捕状請求の疎明資料として用いられることにも留意」とはこの趣旨でしょう。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.htm…
 
2月11日
実戦的には、参考答案のような説明ができなくても、約束自白と派生証拠の証拠能力の2つを論点として書き、規範を明示し、問題文の事実を引いて当てはめをしていれば、自白からの派生証拠であるという特殊性を無視して書いたとしても、一応の水準は守れると思います。
 
2016年02月12日(金)2 tweets
 
2月12日
『2016年02月11日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43370268.html…
 
2月12日
『「司法試験平成27年出題趣旨の読み方(憲法) 」を発売しました』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43372797.html…
 
2016年02月13日(土)9 tweets
 
2月13日
『2016年02月12日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43374431.html…
 
2月13日
「今回の提言は,平成28年司法試験考査委員の体制に関するものであるが,ワーキングチームにおいては,平成28年司法試験予備試験考査委員の体制についても一定の議論を行った」
司法試験委員会会議第117回
http://www.moj.go.jp/content/00117245.pdf…
 
2月13日
「平成27年司法試験までは,問題作成に関わる司法試験考査委員は,選択科目を除き,原則,予備試験考査委員を兼ねていたところ,これは,両試験の短答式試験に共通問があったことに加え,両試験の出題内容や難易度について相互の調整が必要であることなどを考慮したものと認識している」
 
2月13日
「現状において,特にこの点について変更を加える積極的理由は見いだせず,ワーキングチームにおいては,当面,司法試験考査委員と同様の基本方針に基づいて予備試験考査委員を選任していくのが相当ではないかとの意見で一致した」
http://www.moj.go.jp/content/00117245.pdf…
 
2月13日
平成28年司法試験考査委員の体制に関する提言(平成27年10月21日)
http://www.moj.go.jp/content/00116124.pdf…
 
平成28年司法試験における考査委員の推薦方針について(平成27年10月21日司法試験委員会決定)
http://www.moj.go.jp/content/00116122.pdf…
 
2月13日
本学法科大学院元教授による司法試験問題の漏えいに関する調査結果及び再発防止策等について
2016年2月12日
学校法人 明治大学
http://www.meiji.ac.jp/koho/news/20156t5h7p00000ka90x.html…
 
2月13日
「元教授は,司法試験短答式試験及び予備試験短答式試験の実施日…の二日前…の必修科目「憲法(人権)」(1年次配当)の授業において,受講生23人に対し,「憲法29条3項に関わる収用というのは,今年の司法試験の短答式に出していて,私のテキストにも書いてある」旨の発言をしました」
 
2月13日
「平成27年司法試験短答式問題第9問及び予備試験短答式問題第5問の収用に関わるテーマについては,元教授の「憲法」(尚学社・2015年)215頁に記載があり,その箇所を読めば容易に解答できる設問となっていました」
http://www.meiji.ac.jp/koho/news/20156t5h7p00000ka90x-att/20160212.pdf…
 
2月13日
「しかし,受講生の中で平成27年司法試験を受験した者はいないことを確認しております。また…当該授業の受講生から平成27年司法試験及び予備試験短答式試験の受験者に元教授の発言が伝わったことはなかったと判断しました」
http://www.meiji.ac.jp/koho/news/20156t5h7p00000ka90x-att/20160212.pdf…
 
2016年02月14日(日)8 tweets
 
2月14日
『2016年02月13日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43378305.html…
 
2月14日
司法出題趣旨刑訴法設問2証拠収集上の問題点。派生証拠の証拠能力の判断枠組みについて、出題趣旨は、飽くまで判例に依拠しつつ説明しています。現在の司法試験が判例重視である所以です。派生証拠の処理については、特定の学説に偏り過ぎている受験生が多いので注意が必要です。
 
2月14日
「最高裁及び下級審…(代表的な判例としては,最判昭和61年4月25日刑集40巻3号215頁,最判平成15年2月14日刑集57巻2号121頁等…)を踏まえつつ,本問の具体的事例に即した検討・論述がなされることが望ましい」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月14日
「先行手続の違法の後行手続への承継という枠組みのもと,先行手続と後行手続との間に一定の関係(前記昭和61年最判によれば,同一目的,直接利用関係)が認められる場合には,先行手続の違法の有無,程度も考慮して後行手続の適法・違法を判断するという考え方」
 
2月14日
「そのような違法の承継というステップを踏むことなく,先行手続の違法の内容・程度と,先行手続と証拠(証拠収集手続)との関連性の程度とを総合して判断するという考え方とが見られる」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月14日
「前記昭和61年最判は,前者の考え方によるものといえるのに対し,前記平成15年最判については,後者の考え方に親和的であるとの見方もある」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月14日
この出題趣旨の記述の意味については、当サイトの過去の記事で説明しています。
http://studyweb5.seesaa.net/article/39157298.html…
 
2月14日
参考答案は、端的に出題趣旨のいう平成15年最判(大津覚せい剤事件)を引用した上で、問題文上の事実を引いて当てはめています。現在の司法試験では、このように判例に依拠しつつ丁寧に事実を拾うスタイルの方が得点効率が良いと思います。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.html…
 
2016年02月15日(月)2 tweets
 
2月15日
『2016年02月14日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43382262.html…
 
2月15日
『「司法試験平成27年採点実感等に関する意見の読み方(憲法) 」を発売しました』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43383554.html…
 
2016年02月16日(火)10 tweets
 
2月16日
『2016年02月15日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43386206.html…
 
2月16日
司法出題趣旨刑訴法設問2伝聞法則との関係。伝聞法則を検討する際の一般的な手順が示されています。伝聞法則が苦手な人は、答案化する際にこのような流れで整理して論述できるよう、事前に準備しておくべきでしょう。
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月16日
「書面は,その記載内容の意味が問題となる供述証拠…と,その書面の存在・記載自体が証拠としての価値を持つ非供述証拠…の2つの場合があり,その証拠能力を考えるに当たっては,伝聞法則の適用の有無,すなわち,当該証拠が供述証拠に当たるのか否かを検討する必要がある」
 
2月16日
「伝聞法則の適用を受ける供述証拠か否かについては,それによって何を証明しようとするのかという,要証事実ないし立証事項が何であるのかが問題となる」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月16日
「想定される具体的な要証事実との関係で,そこに記載されている内容・事項の真実性を立証するために用いられるものか,それとも書面の存在や記載自体から内容の真実性とは別の事実を立証するために用いられるものかを検討し,伝聞証拠かどうかを判断することが必要となる」
 
2月16日
旧司法試験時代は、伝聞法則の趣旨、すなわち、「供述証拠には知覚、記憶、表現・叙述の各過程に瑕疵が混入し易く…」という論証を書いたかどうかで評価が分かれる、とされていました。予備校答案にも必ずこのフレーズが入っていました。そのため、これだけは誰もが書く、という状況になったのです。
 
2月16日
しかし、最近では、伝聞法則の趣旨を書いたか、ではなく、要証事実を明示したか、で大きく差が付いているという印象です。要証事実を的確に明示できる人は、今でもかなり少ない。考査委員が「伝聞は出来が悪い」として毎年出していたのは、そのためだったのでしょう。
 
2月16日
今年はさらに、問題文で「想定される具体的な要証事実を検討」せよと露骨に指示するに至っています。このような指示がなくても、具体的な要証事実は書くべきなのです。しかし、あまりに受験生が書かないので、考査委員は業を煮やして、露骨に問題文で指示するようにしたのでしょう。
 
2月16日
しかし、それでもなお、的確に具体的な要証事実を示した人は、少ないという印象です。単に「乙丙の共謀」とするにとどまるものが多かった。乙丙の共謀を基礎付ける具体的事実を示す必要があります。詳しくは参考答案を参照して下さい。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.html…
 
2月16日
来年以降、伝聞法則が問われた場合には、伝聞法則の趣旨に紙幅を割くよりは、「要証事実は…という事実である」というように、検察官が具体的に書面から立証したい事実を示すことに紙幅を割くべきでしょう。現状では、それだけで、かなり差が付くのではないかと思います。
 
2016年02月17日(水)4 tweets
 
2月17日
『2016年02月16日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43390306.html…
 
2月17日
司法出題趣旨刑訴法設問2伝聞法則との関係。本件文書が供述証拠か否かを検討するに当たって摘示すべき事実が列挙されています。現在の司法試験では、抽象的な理論や制度趣旨ではなく、このような事実を答案に引用・明示できているかどうかで決定的な差が付きます。評価はその後の話です。
 
2月17日
「本件文書は,パソコンで作成されたものであり,その記載と実際になされた本件犯行態様とが一致し,右上には乙のものと認められる筆跡でV方の電話番号と一致する手書き文字が記載されている上,本件文書から丙の指紋が検出された」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月17日
参考答案は、抽象的な議論や個々の事実に対する評価はしていませんが、事実を丁寧に拾っています。これだけの事実を書き切るためには、それ相応の筆力が必要です。現在の司法試験は、法律の知識以上に、事実を書き切る筆力で合否が分かれるのです。
http://studyweb5.seesaa.net/article/42083146.html…
 
 
2016年02月18日(木)5 tweets
 
2月18日
『2016年02月17日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43394491.html…
 
2月18日
司法出題趣旨刑訴法設問2伝聞法則との関係。本件メモについても、供述証拠か否かを検討するに当たって摘示すべき事実が列挙されています。仮に「正解筋」で答案を書いていても、このような具体的事実が答案上に明確に引用されていなければ、評価を落とすのです。
 
2月18日
「本件メモは,すべての記載が乙のものと認められる筆跡による手書き文字で,その記載内容は,丙からの電話で通話した内容をメモしたことがうかがわれ,本件犯行態様とも整合するものであった」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月18日
本件メモのうち、丙の告げた計画内容の部分については、精神状態の供述として非伝聞となるでしょう(犯行計画メモに関する大阪高判昭57・3・16参照)。その結果、丙の供述部分は再伝聞とはならないことになります。ただ、このことは、出題趣旨には触れられていません。
 
2月18日
他方、「1/5 丙からtel」の部分は「1月5日に丙から乙に本件の犯行計画に関する電話があったこと」(共謀の時期・態様を基礎付ける事実)という要証事実との関係で、その真実性が問題になるから、伝聞法則の適用がある。出題趣旨が列挙する事実は、この点に関するものといえます。
 
2016年02月19日(金)1 tweet
 
2月19日
『2016年02月18日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43398608.html…
 
2016年02月20日(土)7 tweets
 
2月20日
『2016年02月19日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43402809.html…
 
2月20日
司法出題趣旨刑訴法設問2伝聞法則との関係。伝聞証拠と考えた場合には、伝聞例外の要件を検討すべきであるとしています。それは当然のことですが、その際、書面に誰の意思内容が表示されているかを考える必要があるとしています。これは、やや説明を要するでしょう。
 
2月20日
「想定される具体的な要証事実との関係で,当該書面に誰の意思内容が表示されていると見るのかを考えつつ,刑事訴訟法第321条第1項各号のいずれの書面に当たるかを検討した上で,結論を導くことが求められる」
http://www.moj.go.jp/content/00116641.pdf…
 
2月20日
本問では、乙丙の公判は分離されており、丙の事件における本件文書及び本件メモの証拠能力が問われています。ですから、乙の文書なら321条1項3号、丙の文書なら322条ということになるわけです。
 
2月20日
本件文書について考えると、丙の指紋や本件メモの記載内容(関連性の立証には伝聞証拠も利用できる)から、マニュアルは丙が作成したと考えられます。ですから、丙の文書となるでしょう。もっとも、本件メモは多くの人が非伝聞にするでしょうから、この点は検討を要しないでしょう。
 
2月20日
本件メモのうち、犯行計画内容部分は、丙の意識内容を乙が聞き取って録取したものです。仮に再伝聞とみるなら、321条1項3号と324条1項、322条の両方を検討すべきことになります。もっとも、丙供述部分は精神状態の供述とし、321条1項3号のみで処理するのが一般でしょう。
 
2月20日
他方、「1/5 丙からtel」の部分は、乙が自ら体験した事実を記載したものですから、乙の意識内容が表示されたものといえます。従って、321条1項3号を検討することになる。もっとも、この点を答案できちんと説明した人は少ないでしょう。優秀・良好の領域に属する事項です。
 
2016年02月21日(日)2 tweets
 
2月21日
『2016年02月20日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43406803.html…
 
2月21日
第69期導入修習日程予定表
http://www.moj.go.jp/content/00117071.pdf…
 
第68期司法修習生への修習実態アンケート集計結果
http://www.moj.go.jp/content/00117074.pdf…
 
2016年02月22日(月)5 tweets
 
2月22日
『2016年02月21日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43410724.html…
 
2月22日
今年、司法試験を受験する予定の方は、そろそろ当日のことをイメージして色々試してみる時期かもしれません。例えば、試験時間中はペットボトルの飲料を持ち込んで飲むことができますが、どのような飲料を持ち込むのがベストなのか。これは、事前の演習で実際に試してみるとわかります。
 
2月22日
例えば、コーヒーのようなカフェイン飲料は、集中力が高まる効果がある一方で、利尿作用があるので、試験中にトイレに行きたくなりやすくなります。試験中にトイレに行くタイミングなども、実はこれによって影響を受けたりするわけですね。細かいようですが、案外重要なことです。
 
2月22日
それから、午後の時間帯になってくると、疲れが溜まってきます。そういう場合、試験開始前に栄養ドリンクを飲む人や、場合によってはペットボトルに栄養ドリンクを入れて試験中に飲むという人もいます。疲れが原因による思わぬミスが致命傷になる論文では、有効な方法かもしれません。
 
2月22日
しかし、普段飲み慣れていないのに、当日になっていきなりそのようなことをすれば、かえって思わぬ作用が生じるかもしれません。栄養ドリンクには微量のアルコールが含まれている場合もありますから、酒に弱い人はその影響を受ける場合もある。ですから、事前に何度か試しておく必要があるのです。
 
2016年02月23日(火)5 tweets
 
2月23日
『2016年02月22日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43415144.html…
 
2月23日
試験当日に何を食べるか。これも、できれば事前に決めておいた方がよいように思います。当日は緊張しているので、あまり食べられないという人と、逆にがっつり食べた方が気合が入るという人もいます。自分にとってベストな食事を考えておくことも、コンディションを整える意味で重要です。
 
2月23日
当日に食べるものを決めるに当たっては、普段の演習でできる限り似た環境を作って試してみると万全です。当日あまり食べない場合、飲料としてコーヒーを選んだとすると、胃への負担が大きくなって気分が悪くなることがあります。そういうことも、実際に試してみて初めてわかったりするものです。
 
2月23日
普段の演習のときは緊張していないので、十分な食事をとり、そのためにコーヒーを試験中に飲んでも問題がないと思っていたが、当日は食事があまり食べられないために気分が悪くなってしまった。こういうことがないように、普段の演習でも似た食生活を試しておくべきでしょう。
 
2月23日
逆に、休憩時間にたくさん食べる方針で行く場合、1日1通くらいしか書かない場合は実感しないかもしれませんが、一日中答案を書き続ける本試験だと、疲労もあって胃の調子がおかしくなったり、午後から眠くなる危険があります。何度か似たスケジュールで体感しておき、大丈夫か確認したいところです。
 
2016年02月24日(水)4 tweets
 
2月24日
『2016年02月23日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43419359.html…
 
2月24日
当日の食事。あまり食べない人の方が多数派のような気がします。ゼリー系飲料だけしか食べない、という人もいます。ただ、食事の量が極端に少ないと、人によっては試験中に低血糖の症状が出ることもあるようです。これも、1日中答案を書き続けるシビアな環境で大丈夫か確認したいところです。
 
2月24日
低血糖症状が出やすい人は、糖分の入った飲料をペットボトルに入れて試験中に飲めるようにしておけば、試験中に糖分補給が可能です。試験中の空腹感に備えて、ゼリー系飲料をペットボトルに入れて試験中に飲めるようにする人もいるようです。こういったことも、事前に試してみるとよいかもしれません。
 
2月24日
それから、持っていく食料をどこで調達するか。自宅から持っていくなら問題ありませんが、試験場の近くで購入する予定なら、受験票が届いて試験場が判明した段階で、どこで買うのかも決めておきましょう。コンビニ等は当日混雑したりするので、その辺りも考慮して考えておくべきです。
 
2016年02月25日(木)4 tweets
 
2月25日
『2016年02月24日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43423655.html…
 
2月25日
当日の食事。ゲン担ぎにカツを食べる、ということについては、肉は消化に悪いので、血流が胃に行ってしまい、脳の血流が減るので良くない、と言われたりします。ただ、司法試験はメンタルも重要なので、カツを食べると特別に気合が入る、という人にとっては、あり得る選択肢のように感じます。
 
2月25日
当日の朝は24時間営業のファストフードでカツ丼を食べ、昼はコンビニのカツサンドを食べ、試験終了後の夕食はカツカレー、という人の話を聞いたことがあります。これはさすがに極端かもしれませんが、気持ちが高まる食事があれば、メニューに組み込んでもよいでしょう。
 
2月25日
当日はさすがに、という人なら、前日や中日に食べる。特別な好物があれば、中日にそれを食べるぞ、と決めておけば、気持ちが高まるかもしれません。そういったことも、事前に考えて計画しておくと、試験期間中、物事が自分のペースで動いているような感覚になって、精神的に優位に立てるものです。
 
2016年02月26日(金)3 tweets
 
2月26日
『2016年02月25日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43427829.html…
 
2月26日
「統一適性試験は…法科大学院への入学者の質を確保するための統一的な最低基準点としての役割を含め、既修者、未修者を問わず、一定の役割を果たしてきた」
法科大学院全国統一適性試験の在り方に関する検討WG報告書骨子案
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/attach/1367034.htm…
 
2月26日
「一方、専門職大学院設置基準により、「法科大学院は、入学者の選抜に当たっては、入学者の適性を適確かつ客観的に評価する」ことが求められて…いるが…「適性を適確かつ客観的に評価する」方法として、統一適性試験以外の方法も許容している」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/attach/1367034.htm…
 
2016年02月27日(土)3 tweets
 
2月27日
『2016年02月26日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43431705.html…
 
2月27日
まだ要綱段階ですが、商法改正の動きです。出題頻度は低いものの、物品運送や旅客運送は司法試験の範囲に含まれています。最もわかりやすいのは、貨物引換証の廃止です。
商法(運送・海商関係)等の改正に関する要綱
http://www.moj.go.jp/content/00117467.pdf…
 
2月27日
「11 貨物引換証
 商法第571条から第575条まで及び第584条を削除するものとする」
商法(運送・海商関係)等の改正に関する要綱
http://www.moj.go.jp/content/00117467.pdf…
 
2016年02月28日(日)4 tweets
 
2月28日
『2016年02月27日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43435300.html…
 
2月28日
「大半の法科大学院が法学既修者の選抜における統一適性試験の有用性に否定的であり、また、入学者選抜における考慮割合も3割未満にとどまっている」
法科大学院全国統一適性試験の在り方に関する検討WG報告書骨子案
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/attach/1367034.htm…
 
2月28日
「法学既修者については、統一適性試験を活用せずとも、法律学の学識を問うことに加え、学部成績、志望理由書・自己評価書等を含め選抜方法を工夫し、丁寧な評価を実施することにより、法科大学院における履修の前提として要求される…資質を適切に判定することは可能」
 
2月28日
「法学既修者については、統一適性試験の活用を法科大学院の任意とすることが考えられる。なお、その場合でも、入学者の質の確保のため、競争倍率の適切な維持(目安:2倍)は必要」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/attach/1367034.htm…
 
2016年02月29日(月)6 tweets
 
2月29日
『2016年02月28日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/43438996.html…
 
2月29日
「未修者入試における統一適性試験の有用性については、法科大学院から肯定的な回答が半数近くあった…これまで12年間にわたって実施されてきた統一適性試験の実績を踏まえ、法学未修者については…引き続き統一適性試験を課すことも考えられる」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/attach/1367034.htm…
 
2月29日
「一方で…統一適性試験は、実施時期、実施場所、実施回数などが受験生のニーズと比べ十分ではない、受験料が高額であるといったことに加え、社会人経験者にとって得点を取りにくい試験であるといった理由から、志願者確保の障害になっているとの意見が大半の法科大学院から挙げられた」
 
2月29日
「法学未修者の入学者選抜については、受験者数の減少により、適性をみるための丁寧な入試を行うことが可能であり、必ずしも入学最低基準点を用いなくても対応可能と考えられるとの意見があった」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/attach/1367034.htm…
 
2月29日
「加えて、半数以上の法科大学院において、入学者選抜における統一適性試験の考慮割合が3割未満にとどまっていることや、教育成果が上がっている法科大学院を中心に、すでに入学者選抜についての一定のノウハウが蓄積されている」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/attach/1367034.htm…
 
2月29日
「法学未修者についても、統一適性試験の活用を法科大学院の任意とすることも一案として考えられる。その場合、各法科大学院において、統一適性試験を活用せずとも、受験者の適性を適確かつ客観的に判定することが必要である」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/hukyo/chukyo4/012/siryo/attach/1367034.htm…

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