2017年2月のツイートまとめ

2017年02月01日(水)7 tweets2月1日
『2017年01月31日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446526504.html

2月1日
磯村保(早大)委員「例えば平成27年度に非常に重要な加算プログラムの実施を決めた法科大学院がその翌年度に,また違うプログラムを作って申請するというのは,状況としてはかなり難しいと思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月1日
磯村保(早大)委員「重要なプログラムで認められたものについては,新たな申請よりも,そのプログラムがどう実際に実現されていくかということを評価するというような方式も組み合わせていただくといいのかなというように感じているところです。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月1日
自分が1頁に費やす時間と、書きたい頁数、答案構成にかけたい時間の関係について、きちんと整理して把握している人は、意外と少ないものです。これが矛盾していると、必然的に時間切れを起こすことになります。いつも、「たまたま時間が足りなかった。」と思っている人は、確認してみましょう。
2月1日
例えば、1頁を書くのに15分かかる人が、6頁書きたいとすると、書く時間だけで90分になります。そうすると、どうやっても答案構成は30分しか取れない。これに気付かずに、答案構成に45分かけてしまえば、当然ですが「あと15分足りなかった。」ということになるわけですね。
2月1日
司法試験論文式の解答用紙は、1頁当たり23行ですから、1頁15分というのは、1行当たり概ね40秒程度で書くということを意味します。これは、途中で1秒も手が止まらない前提です。このような異常な時間設定について、考査委員も含めて気が付いている人が非常に少ないのが現状です。
2月1日
答案構成を終えて、答案用紙に書き出したら、基本的に1秒も考えてはいけない、などと言われることがあるのは、1秒でも考えると、この計算が狂うことになるからです。また、トイレに行くと決めている人は、当然ですが、その時間を差し引いて考えておく必要があります。
2017年02月02日(木)7 tweets2月2日
『2017年02月01日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446557760.html

2月2日
塩田専門職大学院室長「法学系課程出身者でない者と社会人経験を有する者というのが今どうなっているかということでございますけれども,入学者全体に占める割合というのが,28年度は25.7%ということになってございます。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月2日
塩田室長「更に未修者コース入学者に占める割合と,そういった方が占める割合というのもどんどん減っている…例えば法学系課程以外の出身者というのは,34.5%いたのが今,14.4%と。社会人経験者も48.4%いたのが19.5%」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月2日
塩田専門職大学院室長「未修者コースの方でございますけれども,非法学部の方が49.1%が27.2%,社会人が51.3%から32.6%ということで大きく減少しているという状況になってございます。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月2日
答案の最初と最後の字の丁寧さの違いを見れば、その人が正しい時間感覚で答案を書いているかを概ね判断することが可能です。答案の最初と最後の字の丁寧さに差があればあるほど、書き始める時点における時間の余裕を読み違えているということになるからです。
2月2日
最初は字がとても丁寧なのに、最後の方では極端に雑になる、という人は、書き始める頃にはこのくらい丁寧に書いても間に合うだろうという予測で書き始めています。しかし、次第に時間が足りないことに気が付いて、雑になる。最後の方には、パニックになって極端に雑になってしまうというわけです。
2月2日
このようなタイプの人は、意識して答案を書くスピード感を改めないと、本試験でも時間切れになって、最後の方の設問の配点を丸々落としてしまう、ということになりかねません。「後半の方のやや雑な感じの字で、最初から書いてみる。」ということを、意識してみるとよいでしょう。
2017年02月03日(金)8 tweets2月3日
『2017年02月02日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446587032.html

2月3日
塩田専門職大学院室長「既修者コースと未修者コースの合格率に大きな差があることが背景の一つではないかということで,これまでも数回にわたって取組をしてきているということですが,顕著な改善に至っておりません。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月3日
上田信太郎(北大)「司法試験の方をどこか根本的に変えていくほかない…3年間で法科大学院のカリキュラムを消化していけば,きっちりと受かる…司法試験の側で示していかないと,なかなか我々法科大学院教育の携わる者として…もう既に難しい」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月3日
既修と未修の合格率の差を埋める方策として、短答の試験科目を憲民刑の3科目にしたというのは有名ですが、これでも不十分であると考えられている。当然、問題文を工夫して、既修が点を取りにくくし、未修が点を取りやすくする、ということも考えているでしょう。これは、既に行われています。
2月3日
論文式試験は、規範さえ覚えて事実を引きまくれば受かる、という傾向が年々強くなっています。未修は既修ほど勉強をする時間が取れないので、細かい理由付けまでは手がまわりません。しかし、現場で事実を引くことはできる。だから、理由付けの配点を低くして、事実の配点を高めればよい。
2月3日
これは、同時に「若手を採りたい」という法務省の希望にも合致する方策で、実際、論文では若手が圧倒的に有利になっています。ただし、現状の合格率は、若手有利になっているのに、未修有利にはなっていない。その原因は、未修者は短答で苦戦し、論文でも規範を覚え切れていないという点にあります。
2月3日
短答は、問題を易しくしても、既修も点を取るので、解決にならない。複雑なパズルは禁じられている。だから、短答で対策をとるのは、難しいのです。考えられるのは論文で、規範の配点を下げたり、問題文で規範を明示して覚えなくてよいようにする、等の方策はあり得るでしょう。
2月3日
すぐにそのような方策がとられるとは限りませんが、過去問を検討する際には、そのような視点を持っておくことが重要です。過去問検討は、単に正解を検討するだけではなく、このような傾向性の変化を予め把握するという意味もある。そのようなことは、答練や演習書では不可能です。
2017年02月04日(土)6 tweets2月4日
『2017年02月03日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446638706.html

2月4日
「若手優遇や未修対策のために問題文や採点を工夫するなどということがあるわけがない。そんなものは陰謀論だ。」と思う人もいるかもしれませんが、これはかなり以前から公然と行われてきたことです。当サイトでは繰り返し紹介していることですが、未だに知らない人が多いように思います。
2月4日
鈴木重勝参考人「五年も六年も受験勉強しなければ受からない…私どもとしますと、本当にできる連中が…横道にそれていかざるを得ないというところの方が一番深刻だったのです。」衆院法務委員会平成03年03月19日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/120/0080/12003190080008a.html

2月4日
鈴木重勝参考人「試験問題の改革で何とかできないかということで司法試験管理委員会から私ども言われまして…出題を、必ずしも知識の有無とか量によって左右されるような問題でなく、また採点結果もそれによって左右されないような問題をやった」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/120/0080/12003190080008a.html

2月4日
佐藤幸治参考人「九年間司法試験委員をやりました…できるだけ暗記に頼らないようにということで、私がなったとき問題を工夫したことがあります、そのときの皆さんで相談して。そうしたら、国語の問題のようだといって御批判を受けた」 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000415120010620020.htm

2月4日
よく勉強している者を落とし、そうでない者を受からせる。司法試験というのは、建前上、法の知識、理解の量を試す試験ですから、これは、ある種のイカサマです。イカサマは、逆手に取ることで有利な結果を出力できる。当サイトの役割は、その方法論を紹介することにあります。
2017年02月05日(日)7 tweets2月5日
『2017年02月04日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446667563.html

2月5日
佐藤幸治参考人「私も、九年間司法試験委員をやりました…できるだけ暗記に頼らないようにということで、私がなったとき問題を工夫したことがあります、そのときの皆さんで相談して。そうしたら、国語の問題のようだといって御批判を受けた」 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000415120010620020.htm

2月5日
この「国語の問題」というのはそのとおりで、短答は並び替えや穴埋め問題。接続詞が順接か逆説かとか、「~という説」の後に「この説」が来ることに着目して並び替えたりすれば、中身の知識がなくても解けました。穴埋めは上から解くと解けず、下からだとすぐ埋まる。そんな時代があったのです。
2月5日
論文も、「接続詞の使い方がうまい。」というだけで加点されていた(接続詞に配点があった)ようで、だから、予備校等でも、「接続詞をよく使いなさい。」という指導がされました。当時はそれが正しかったのです。国語問題は平成7~11年ころがピークで、その後は次第に傾向が変わっていきます。
2月5日
現在では、接続詞自体によって加点されることはほとんどないように思います。それにもかかわらず、未だに接続詞を過剰に重視する指導がされることがあります。これは、かつての旧司法試験時代の残滓に過ぎません。現在では、真に受けてはいけない誤った指導だと思います。
2月5日
このような話をすると、司法試験の作問及び採点がこんなにもメチャクチャだったのか、と驚かれます。しかし、ロースクールに通っていれば、ロー制度がメチャクチャであることは容易に理解できる。それなのに、司法試験だけはマトモであると考える方が、筆者には不思議なことのように感じられます。
2月5日
「修習生の懲戒制度も見直す。現行法では修習期間中に「品位を辱める行為」などをした場合は「罷免(ひめん)」されるが、「修習の停止」と「戒告」を新たに設ける。罷免するほど重大ではないものの、修習生の行動に問題があった場合に対応する。」 http://www.asahi.com/articles/ASK226QCKK22UTIL04J.html

2017年02月06日(月)6 tweets2月6日
『2017年02月05日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446698672.html

2月6日
旧司法試験時代の「国語のような問題」がやがて出題されなくなったのは、その出題・採点手法がバレてしまい、対策がとられてしまったからです。接続詞を多用すれば中身がスカスカでも点が取れるとか、短答の穴埋めは後ろから埋めるなどですね。真面目に勉強することがバカバカしいと思える時代でした。
2月6日
佐藤幸治参考人「九年間司法試験委員をやりました…問題を工夫した…国語の問題のようだといって御批判を受けた…数年たちますと、それに対応する対応策が講じられて、トレーニングをするようになりました。その効果はだんだん薄れてまいりました。」 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000415120010620020.htm

2月6日
当時は、ロー制度を導入すれば問題を工夫しなくてもなんとかなる、と期待されていました。しかし、それではダメだった。現在では、ロー関係者も、「司法試験が難しすぎる。勉強しなくても受かるようにしろ。」と公然と要求するようになってきました。再び問題・採点が「工夫」され始めた所以です。
2月6日
「合格者数が低迷しているのは合格レベルに達しない受験者が多かったからだと直ちに断定することはできず,合否判定の在り方についても見直す必要がある」法曹の養成に関するフォーラム論点整理(取りまとめ) http://www.moj.go.jp/content/000098132.pdf

2月6日
「考査委員には,法科大学院での教育やその趣旨についての理解が十分でないまま,旧来の司法試験と同様の意識や感覚で合否の決定に当たっている者も少なくないのではないか…考査委員の選任や考査委員会議の在り方等について工夫してはどうか」 http://www.moj.go.jp/content/000098132.pdf

2017年02月07日(火)5 tweets2月7日
『2017年02月06日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446730872.html

2月7日
旧司法試験で「国語のような問題」が出題されていた頃は、一生懸命法学を勉強して、知識、理解で解こうとした人はなかなか受からず、「しょせん試験なんだから解き方だけマスターすればいい。」という要領のいい人がどんどん受かっていきました。現在も、似た状況になりつつあります。
2月7日
知識、理解の量で差が付かない(むしろ、知識のある人を落とす)問題を相手が出してくる場合、その対策として、知識、理解の量を増やしても、意味がありません。若手や未修を受からせようとする出題傾向や採点方法を知って、効率よく点を取る方法論を確立し、実践することが必要です。
2月7日
幸い、短答は複雑なパズル問題が禁じられているので、ほぼ知識だけで勝負が付くようになっています。ですから、まずは短答で確実に点が取れるようにする。短答は、論文を解く際の基礎知識にもなりますから、短答の学習は論文の学習にもなります。 http://www.moj.go.jp/content/001209126.pdf

2月7日
論文は、現在のところ、規範と事実に極端な配点を置く採点方法が採られています。規範は知識です。ここはしっかり覚える。他方、事実は、現場の頑張りが全てです。肯定・否定の両方の事実をできる限り拾う。疲労で心が折れて事実を省略すれば負ける。合否は、その気合の差で付きます。
2017年02月08日(水)5 tweets2月8日
『2017年02月07日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446772391.html

2月8日
誤解の多いところですが、当てはめの事実は、それを引用するだけで点が付きます。「事実には評価をしないと意味がありません!1点にもなりませんよ!だから必ず評価を付して下さいね!」などという指導がされることがあるようですが、これは正しくないと思います。
2月8日
事実の評価は、最低限の事実を拾ったという前提で、さらに加点事由として考慮される程度のものだ、と思っておくとよいでしょう。単に合格すればよい、という程度なら、余裕があるとき、瞬時に思い付くときに、できるだけ簡潔に、一言付け足すように書けば足ります。
2月8日
例えば、身長190センチ、体重90キロなら「がっしりした体格」くらい瞬時に思い付く、頭部を殴ったのなら、「人体の枢要部」も、瞬時に思い付くべきです。こういうものを、一言添えるように書く。この程度であれば、ほとんど筆を止めずに書けるはずです。
2月8日
一方、どうしても上位合格でないと気が済まない人は、できる限り1つの事実に一言評価を付したい。ただ、これは想像以上に難易度が高いです。本試験でこれをやるのは、余程演習をこなし、時間に余裕があると確信しているときに限るべきです。そうでないと、時間切れで致命傷になりかねません。
2017年02月09日(木)5 tweets2月9日
『2017年02月08日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446805274.html

2月9日
笠井治(弁護士)委員「未修者,とりわけ非法学部出身者についての入学の志願傾向が極端に減っている…未修者教育は,法科大学院において,実は学部レベルと同程度のことを実際にはやっているだけではないか,大学院とは言えないんじゃないかという疑問すら湧くような状況に立ち至っている」
2月9日
笠井治(弁護士)委員「大学院と学部との関係や,学部の中における法学的な素養のある者についての者とそうでない者との関係等を踏まえた場合に,非法学部出身の者の司法試験合格率が未修合格者の内でどのくらいの割合を占めているのか」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月9日
井上正仁座長「そのデータはあるのでしょうか。」塩田専門職大学院室長「済みません。非法学部生に特化したデータは取っておりませんで,現状ではない状態であります。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月9日
鎌田薫(早大総長)委員「成績まで調べたことがある。成績は,法学部出身の未修が一番悪いとか,数年前にそういうデータを出したことがあるように記憶します。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2017年02月10日(金)5 tweets2月10日
『2017年02月09日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446851822.html

2月10日
片山直也(慶応)委員「一つの大きな問題点が法学部を残しながら,法学部と併存する形で法科大学院の教育を進めてきたということ…未修者における教育と学部での教育との関係,重複関係といったものを,今後どう整理していくのかというのが一つの大きな課題かとも思っております。」
2月10日
片山直也委員「その意味では,ロースクールの未修者教育というものが今までの学部教育と全く同じというわけではなく,むしろ内容としては同じ点はあるかもしれないが,メソッドという点では大幅に改善が図られたということはあろうかと思います」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月10日
片山直也(慶応)委員「今後,学部教育の方にロースクールの未修者教育におけるメソッドを広く還元していくという視点から,再度,学部教育の在り方とロースクールの在り方,その双方の関係を本格的に検討していくということが必要になってくる」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月10日
片山直也(慶応)委員「一橋大学等でこの厳しい進級判定の様々な試みがございますが,これも共通到達度確認試験との連動ということが議論されておりますけれども,併せて既修者コースへの入学試験との連動ということも再度検討していくことが必要になってくるかと考えます。」
2017年02月11日(土)7 tweets2月11日
『2017年02月10日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446880313.html

2月11日
上田信太郎(北大)委員「一つだけ質問なんですが,まさにこの一橋大学の取組が紹介されておりますが,1年次の終了時に進級試験を課しているということなんですが,山本委員にお伺いなんですが,ここはどれぐらいの通過率なんでしょうか。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月11日
山本和彦座長代理「私どもの進級試験というのは,法科大学院創設当時,最初に2年か3年ぐらいやって,学生の間からは,余り評判が良くなくて,非常に大変だと。期末試験をやった後にこの進級試験をするというのは大変苦痛であるということがあって,一旦は廃止をしました。」
2月11日
山本和彦座長代理「ただ,その後,実際に弁護士になられた,合格した人とかの意見を更に聞いてみると,実はあれが良かったと。あそこで全部をもう一度,前期の科目も含めて復習する機会があって,それで2年生になって,ある程度自信を付けて2年生に臨むことができたと。」
2月11日
山本和彦座長代理「よくあることですが,修了してからいいと思ったと言う学生のパターンですけど,いろいろ意見を伺って,それで2年ぐらい前から再度復活をさせたということです。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月11日
山本和彦座長代理「お尋ねの合格率というか,通過する率ですが…ほとんど落ちていないと思っています。一人か二人,落ちたケースはあったかもしれませんけれども,現実には,もちろん進級試験も再試験というのがございますので。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月11日
山本和彦座長代理「去年,某民法の先生,厳しい先生がいて,最初の試験ではかなり落ちたんですけれども,しかし,再試験ではほぼ合格していたと記憶しております。実際には,余り落ちていないけれども,学生の方の気構えとしては非常に重要なものと位置付けられているというのが私の認識です。」
2017年02月12日(日)9 tweets2月12日
『2017年02月11日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446915911.html

2月12日
磯村保(早大)委員「法科大学院に共通する問題なんですけれども,事前学習の重要性ということが非常に強調される結果,毎週毎週の学生諸君の行動パターンは大体,予習が終わって後,授業を終えればそれで終わるという形で,なかなか復習に時間を取ることができないという状況にある」
2月12日
磯村保(早大)委員「かつて週4回授業をするという経験があったんですけれども,それは8単位の授業を学期の前半と後半に分けて担当するという方式で…月から木曜日まで毎日,授業をして,金曜日にその週の復習をするというような機会を設けると,そのペースに合わせて学生諸君が復習できる」
2月12日
磯村保(早大)委員「進級試験も,全体の1年を通して見直すということでは非常にいい機会だと思うんですが,何より,まず毎夏の授業で1回終わったことをそこである程度積み上げていくという工夫がいろいろ必要かなというように思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月12日
磯村保(早大)委員「ドイツとかフランスで実践されているのですが,教員の授業とTAの補習を組み合わせて,TAが復習の部分を担当するというような形で,単位化する必要なしに,授業の中にそういう復習プログラムを取り込むというような工夫があるいはあり得るのかなと感じています。」
2月12日
井上正仁座長「私なども,復習が大事だということを学生達に常日頃強調しているのですが,それぞれの科目担当の先生がみなさん張り切って,1回,1回のアサイメントが多いため,学生の方はそれをこなしていくだけでアップアップでして,なかなか復習にまで手が回らないというのが現実です。」
2月12日
答案を書いている最中に、「瑕疵担保責任」の「疵」の字が思い出せない。そんなときに、律儀に時間を使って思い出そうとする人がいます。そういうときは、グチャグチャと読めない字を書いておけばよい。「瑕●担保責任」(●は読めない字)と書いてあれば、誰が見ても「瑕疵担保責任」と読めます。
2月12日
もちろん、ひらがなで、「瑕し担保責任」と書いておいてもよいわけですが、グチャグチャとそれらしいが読めない字の方が、不思議と違和感なく読めることが多いです。この辺りはケース・バイ・ケースですが、時間の節約の仕方として、念頭においておくべきことでしょう。
2月12日
このような細かいテクニックは、上位陣は無意識のうちに使っています。ところが、なかなか受からない人は、こういったどうでもいいところで律儀な行動をとり、時間をロスしています。このような細かいロスが積み重なって、時間切れの原因になっているのです。
2017年02月13日(月)6 tweets2月13日
『2017年02月12日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446946847.html

2月13日
長谷部由起子(学習院)委員「未修者をめぐる教育効果の問題は大変複雑でありまして,各法科大学院とも教育方法など本当に工夫されていると思うのですけれども,恐らく1期,2期のときほどは,未修者が合格していないという状況だと思うのです。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月13日
長谷部由起子(学習院)委員「経済的な問題もありまして,未修の3年と既修の2年,どちらを選ぶかということとなると,やはりできることなら既修に入りたいとなって,未修に入ってくる人が少なくなってくるということがあると思いますし,特に,社会人経験者にとってはなかなか厳しい問題がある」
2月13日
長谷部由起子(学習院)委員「学業に専念できない経済的事情があって,その時間を捻出できないという人もあるかと思います。そういった経済的な問題を克服できないと,いい人に法科大学院未修者コースに入ってきてもらえない…財政的な支援ということを考えていただければと思います」
2月13日
わからない字があったときに、律儀に思い出すのではなく、とりあえずグチャグチャと読めない字を書いておきましょう、などという話を聞くと「そんなことは法の理解の本質と無関係だ。バカバカしい。そんなくだらないテクニックなど考えたくもない。」と思う人もいるでしょう。それはよく理解できます。
2月13日
しかし、そんなバカバカしいことが原因で不合格になり、社会で活躍できなくなることは、もっとバカバカしい。司法試験というものは、バカバカしいことが原因で合否が分かれる試験なのですから、そういうものだと割り切って早く受かった方が賢明だと思います。
2017年02月14日(火)6 tweets2月14日
『2017年02月13日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/446976498.html

2月14日
上田信太郎(北大)委員「共通到達度確認試験を導入しようとしているわけですが,この共通到達度確認試験というのは,全体として未修者のレベルを上げていくというものに資するものでなければいけない」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月14日
上田信太郎(北大)委員「未修1年次で終わった段階で行われる共通到達度確認試験がもう一度というか,復習にするための良い契機になるようなものとして実施していくということが必要なのかなと思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月14日
木村光江(首都大)「元々到達度試験も未修のてこ入れとして話が始まったはずで,それを既修にまで広げるとか,7科目まで広げるとか,どんどん話が大きくなってきたんですけれども」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月14日
木村光江(首都大)「来年度以降,見直しをされるということですので,そのことも含めて,今までの経緯も含めて,どこまで院生たちに負担させるのかというのは,考え直す必要があるんじゃないかなと思っております。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月14日
「中央教育審議会の特別委員会は13日、法科大学院における法学未修者を対象とする入学試験のガイドラインを大筋で了承した。1千字程度の記述を求める「小論文・筆記試験」と、大学の学部時代の成績などの「書面審査」を必須とした。」 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13HHL_T10C17A2CR8000/…

2017年02月15日(水)6 tweets2月15日
『2017年02月14日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447006397.html

2月15日
片山直也(慶応)委員「十分に適性を判断し切れないまま未修が入ってきていて,そして,言い方は失礼かもしれませんけれども,どれだけ一生懸命教えても,適性がないために司法試験の合格にはおぼつかないという層がかなりいる」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月15日
片山直也(慶応)委員「今の司法試験のレベルを維持しつつということであるならば,やはり未修に入った人たちが方向転換をきちんとできるシステムが確立していないと,学生たちもなかなか安心して入ってこられないというところはある」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月15日
片山直也(慶応)委員「今,未修で例えば進級できないまま2年頑張って,結局,ロースクールをやめてしまうということになると,未修1年勉強しましたということだけでは,学位があるわけでもありませんし,社会的に認知もされない,就職活動もうまくできないという状況になっております」
2月15日
片山直也委員「一応未修に当たる教育をしっかりは受けました。いろいろ適性の判断もあって司法試験,法曹の道は断念しました。しかし,そこで勉強したことが生きて,それが学位という形で結び付いて,それで就職活動もできますというような道があれば,もっと大勢の方が安心して入ってこられる」
2月15日
片山直也委員「適性がなさそうでも,本人も自覚をしてはいても,ここでやめるわけにはいかないということで,ずるずる上まで行って,最終的に5回受けても受かりませんという方が増えるというのはいかがなものか…制度として何らかの仕組みとして作っておく必要がある」
2017年02月16日(木)4 tweets2月16日
『2017年02月15日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447038733.html

2月16日
笠井治(弁護士)委員「未修者を入学させながら,これほどまで入学志願者が減ったことの背景には,司法試験の合格率の著しい格差がある…本来,理念的に言えば,質,量ともに豊かな法曹養成ということであったはずのところが,そうした結果を必ずしも招いていない」
2月16日
笠井治(弁護士)委員「司法試験のレベルを下げることについての適否という問題も当然ありますし,やはり一定の質を持った法曹を生み出さなければいけないという意味で言うならば,司法試験のいわゆる難しさにこだわる議論がどうしても残る」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2月16日
笠井治(弁護士)委員「そのことも踏まえて法科大学院と学部の関係,それから学部の中で,法科大学院の中でも既修と未修の関係というものをもう一度,大局的な視点に立って見直していく必要がある」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1380024.htm

2017年02月17日(金)7 tweets2月17日
『2017年02月16日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447068741.html

2月17日
山尾志桜里(民進)委員「平成十九年の司法試験、ある肢があります…憲法九条について、政府の解釈によれば、同条によって集団的自衛権の行使が禁じられている、こういうマル・バツ式の選択肢です。法務大臣、これはマルですか、バツですか。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0018/19210120018005a.html

2月17日
平成19年短答公法系第13問ウ前段
憲法第9条についての政府の解釈によれば,同条によって集団的自衛権の行使が禁じられており,個別的自衛権の行使に当たらないような武力の行使は許されないが,武力の行使に当たらない武器の使用は許される。 http://www.moj.go.jp/content/000006371.pdf

2月17日
金田勝年法相「これは、試験を実施した平成十九年当時として、当時の司法試験の考査委員が示したところに従って…正しい旨を公表している、このように受けとめております。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0018/19210120018005a.html

2月17日
山尾委員「同じ選択肢が来年出たらどうなるんでしょう…総理も外務大臣も法制局長官も、新三要件を満たして武力行使を行う際の一部が、国際法上、集団的自衛権として説明される…マルだったものが、もし来年出たらバツになるんじゃないですか」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0018/19210120018005a.html

2月17日
金田勝年法相「司法試験の問題作成と採点につきましては、司法試験考査委員に委ねられております。法務大臣としては、公表されている問題及び正解の範囲を超えて、司法試験の個々の問題や内容等について言及することは差し控えさせていただきたい。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0018/19210120018005a.html

2月17日
平成29年司法試験の出願状況について(速報値) http://www.moj.go.jp/content/001216455.pdf

2017年02月18日(土)2 tweets2月18日
『2017年02月17日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447102136.html

2月18日
『「司法試験平成28年最新判例ノート」を発売しました』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447106896.html

2017年02月19日(日)5 tweets2月19日
『2017年02月18日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447132084.html

2月19日
逢坂誠二(民進)委員「四百名を超える国会議員が、この給費制を復活させる、何らかの形で司法修習生を応援する、そういったことについて、このビギナーズ・ネットの皆さんのところへメッセージを寄せたり、いろいろなコメントを寄せたりしている」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月19日
逢坂誠二(民進)委員「平成二十七年に法曹養成制度改革推進会議が司法修習生に対する経済的支援のあり方を検討するというふうに言っている。それから、ことしになりましてから、いわゆる骨太の方針の中で、司法修習生に対する経済的支援を含む法曹人材確保の充実強化を推進すると言っている」
2月19日
逢坂誠二(民進)委員「未来への投資を実現する経済対策の中で…検討から推進に変わったんだということで、関係者の皆さんは非常にこれを期待しているんですよね。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月19日
逢坂誠二(民進)委員「国会議員は七百十七名いる、そのうち四百名を超える皆さんがこの給費制の復活、何らかの形で司法修習生を応援するということについて賛同している…具体性のある取り組みをしていただきたいというふうに思います。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2017年02月20日(月)4 tweets2月20日
『2017年02月19日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447164738.html

2月20日
枝野幸男(民進)委員「もう…三十五年ぐらい前かな、私が司法試験を受けるためにはこんな金は取られませんでした。大学の法学部を卒業すればというか、厳密に言えば教養課程を修了すれば、それ以上学費を払わないといかぬというルールになっていなかった。あとは受かるかどうか」
2月20日
枝野幸男(民進)委員「それぞれの個々人の負担が、国公立で二年コースでも二百万以上負担をさせている…法科大学院には、国立大学の場合でも運営費交付金、私立大学であれば私立大学等のいわゆる助成金が行っているわけですよね。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月20日
枝野幸男(民進)委員「法科大学院という仕組みをつくったことで、例えば国立大学であれば年間二十七億円…私立の法科大学院では二十七年度で二十三億円、国費が行っているわけですよね。これは、昔の制度だったらこんなものは要らなかった」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2017年02月21日(火)8 tweets2月21日
『2017年02月20日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447200102.html

2月21日
枝野幸男(民進)委員「法科大学院、二百万、三百万という金を取っておいて、法科大学院を修了しながら司法試験に最終合格をしていない人が全体の四五%ぐらいに及んでいるのかな、一万人を超えていると聞いている」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月21日
義本政府参考人「平成二十三年度までの修了者につきまして…司法試験を一回でも受験したにもかかわらず最終合格に至らなかった者につきましては、一万三千四百四十五人でございまして、御指摘のとおり約四五%になっているところでございます。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月21日
枝野幸男委員「司法試験は運悪く受からなかったけれども…法務部みたいなところで…即戦力で役に立つから、普通に入社するよりも、就職するよりも高い給料で…あるならば、僕はロースクールという話は一理あったんだと思うんですが、少なくとも私はそういう実態になっているという話は聞かない。」
2月21日
枝野幸男(民進)委員「例えば市役所とか町役場とかで…弁護士…は雇えないけれども、それにかわるような人ということで採用してというようなことが一般的に広まっているならともかく、あるいは広まりつつあるならともかく、そういう話は聞かない」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月21日
答案構成用紙の文字数と成績の間にも、一定の相関があることが知られています。構成用紙に文章が書いてあるのは、大抵は初学者です。当然覚えておくべき規範がそのまま構成用紙に書いてある人も、成績は低い傾向にある。上位者は、キーワードや他の人には読めない記号、略称だけが並んでいます。
2月21日
答案構成用紙には、どんなに書き込んでも、1点にもなりません。ですから、構成用紙に文字を書き込んでいる時間は、基本的にはロスなのです。できる限り必要最小限、清書をするためにどうしても必要なことだけをメモしておく。答案構成とは、そのようなものです。
2月21日
普段の演習で、どこまで構成用紙に書く量を減らせるか。その意識が重要です。覚えている規範は、いきなり答案用紙に書いても書ける。ならば、構成では「規」とだけ書いておき、清書の際は脳内にあるものを書き写せば足りるでしょう。不安なので構成用紙にも書く、というのは、無駄でしかありません。
2017年02月22日(水)4 tweets2月22日
『2017年02月21日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447231208.html

2月22日
枝野幸男(民進)委員「高い金を払って長い年月を費やして、それでも受からなかったら、その先どうしたらいいんだろう。結局それは、従来の旧司法試験制度でも、長く受験浪人していて結果的に受からなかった人とほぼ同じ…何かよくなっているのか」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月22日
枝野幸男(民進)委員「旧制度であるならば、それは私も予備校には金を払いましたよ。だけれども、国立大学と比べてもずっと安い授業料で、自分の必要なところだけ選択すればよかったのでずっと安い学費で済みましたよ。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月22日
枝野幸男(民進)委員「法科大学院に金を払わせるということだけの結果しか今のところ出ていないという制度であって、法科大学院を改革するんだったら…もとの制度に戻した方がよっぽど合理的だし、よっぽどフェアだしと私は思います」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2017年02月23日(木)4 tweets2月23日
『2017年02月22日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447260656.html

2月23日
枝野幸男(民進)委員「法科大学院で学んだことは実務につながるようないい教育をしているから、だからやはり法科大学院は意味があるんだという答えは成り立たないと僕は思っています。」衆院法務委員会平成28年10月19日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月23日
枝野幸男(民進)委員「裁判官は、研修所の中でも優秀な人しか採用してくれない。裁判官の任官者の中に占める予備試験組の比率というのは合格者の比率とそんなに変わらない。」衆院法務委員会平成28年10月19日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月23日
枝野幸男(民進)委員「つまり、優秀な人しか採っていないはずの裁判所が法科大学院組も予備試験組も余り変わらないというのは、採用で結果を出していると私は思います。」衆院法務委員会平成28年10月19日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2017年02月24日(金)5 tweets2月24日
『2017年02月23日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447296342.html

2月24日
枝野幸男(民進)委員「法科大学院で高い金を取るわ、その上、せっかく受かっても、また研修の間は副業は基本的にできないはずだし、それで食っていかなきゃならないわ、こういう二重三重に、将来にわたって食っていけない、金がかかるという構造」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月24日
枝野幸男(民進)委員「僕は正直言って、今から四十年ぐらい前の我が家の家庭の経済状況で、今の制度だったらちょっと司法試験はやれなかったなと思いますよ。」衆院法務委員会平成28年10月19日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月24日
枝野幸男(民進)委員「今法科大学院に突っ込んでいる税金、いろいろな計算の仕方はあるけれども、それをそっくり給費制に回せば、受かるところまではいろいろ苦労するかもしれない…けれども、受かったらそこから先はとりあえず食っていける」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月24日
枝野幸男(民進)委員「それは意欲のある人がこの試験にチャレンジをするという道に広がると思いますので、法科大学院に対してもう国費を出すのをやめる、その分の金で、受かったら給費制でちゃんと食えるようにする、こういう制度にすることを強く求めて、質問を終わります。」
2017年02月25日(土)5 tweets2月25日
『2017年02月24日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447329711.html

2月25日
國重徹(公明)委員「政府が出してきた当初の政府案には、修習生に対する経済的支援、これは全く触れられていなかったんですね。それで、政府が同席してでの党内の会合におきまして、こんなのはだめだということで強く訴えまして」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月25日
國重徹(公明)委員「これを受けて…次に出てきたのが、司法修習生に対する経済的支援のあり方の検討を含む法曹人材の確保云々というようにこれが修正された…ただ、これでも…極めて曖昧だ、これもだめだということで再度強く主張しまして」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/192/0004/19210190004002a.html

2月25日
國重(公明)委員「最終的に、司法修習生に対する経済的支援を含む法曹人材確保の充実強化を推進するというような文言で閣議決定となったわけでございます。政治決断として、このように修習生に対する経済的支援の充実強化を推進するとなったことは、私は非常に政治決断として重い意味がある」
2月25日
答案を書く際に使うボールペン・万年筆。その種類によっても、答案を書く速度や疲労の度合いが違います。最適な筆記具というものは、個人差がありますし、実際に書いてみて初めてわかるものです。日々の演習で試行錯誤して、自分にとって最適な筆記具は何か。今の時期に把握しておきましょう。
2017年02月26日(日)3 tweets2月26日
『2017年02月25日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447357862.html

2月26日
法科大学院におけるICT(情報通信技術)を活用した教育の在り方に関する検討結果(案) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2017/02/08/1381831_01.pdf

2月26日
『平成29年司法試験の出願者数について(1)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447377808.html

2017年02月27日(月)4 tweets2月27日
『2017年02月26日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447387341.html

2月27日
平成29年司法試験考査委員名簿(平成29年1月27日現在) http://www.moj.go.jp/content/001216848.pdf

2月27日
平成29年司法試験予備試験考査委員名簿(平成29年1月27日現在) http://www.moj.go.jp/content/001216896.pdf

2月27日
なお、考査委員名簿はあいうえお順で記載されており、筆頭に記載されている者が主査などの主要な考査委員であることを意味しません。
2017年02月28日(火)2 tweets2月28日
『2017年02月27日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447443250.html

2月28日
『平成29年司法試験の出願者数について(2)』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/447461597.html

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