2017年4月のツイートまとめ

2017年04月01日(土)5
4月1日
『2017年03月31日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448619724.html

4月1日
大石(筑波)委員「筑波ではモバイル方式と呼いますけれども…タブレット方式というのは,つながるかつながらないかで成否が決するところが大きい。つながれば,つまり接続が確立すれば,それは双方向の通信ができますね。必ず接続確認をやります」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月1日
大石和彦(筑波)委員「つながっているかどうかの確認は、やっぱりやらなくちゃいけない…つながらないときは全然つながらないので,それは全く通信もできないことになりますし,それは欠席認定すると。申し訳ないんですけれどもね,学生には。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月1日
大石和彦(筑波)委員「逆に言うと,つながっちゃうと我々の感覚からいうと,むしろサテライト校に教室に何人もいるというのではなくて,要するに外部1地点あたり1人しか入ってきませんから,教員としてもそんなに負担ではないんですね。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月1日
大石和彦(筑波)委員「なので,教員の感覚からいうと,教室にいる者とやりとりするのとそんなに遜色はない…つながるかつながらないか,そこだと思います。つながらなければ,そこで全部だめになるので,そういう意味ではつながった場合には障害がないというのが,今のところの我々の結論です。」

2017年04月02日(日)4
4月2日
『2017年04月01日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448646218.html

4月2日
真保専門教育課専門官「1点教えていただきたい点がございます。要は教室以外の場所,いわゆる例えば会議室とか職場に近いような場所,こういうところで具体的に受講する正規の受講生として,正規の大学の学生として受講するニーズというところが,今どういったところで現在出てきているのか」

4月2日
真保専門教育課専門官「サテライトというような話であれば,地方大学という受け手となる大きな受け皿があると思いますので,それ以外に場所をどんどん開いていくんだということであれば,その根拠をしっかり整備する必要があるのかなと思っています」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月2日
米田憲市(鹿児島)委員「鹿児島でいけば,離島もあり,それなりの人口も抱えていたりしますので,自宅というニーズはあり得る…学生側からすれば自宅が楽というのはもちろんありますね。それから,社会人であれば,出張先のホテル等も…十分に考えられるだろうと思います。」

2017年04月03日(月)5
4月3日
『2017年04月02日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448676886.html

4月3日
石井徹哉(千葉)委員「タブレットの場合はどこかの大学の場所でやらなければいけなくなってしまう…それでは不便だという事情がもしあれば…専門職大学設置基準の方でやるしかなくなってくる…こういう理解でよろしいですか。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月3日
米田憲市(鹿児島)委員「今,メディア告示があってこの中でできるのもありますけれども…専門職大学院のためのメディア告示みたいな特例を作るという方法もある…普通の大学教育とは違うことをしているのははっきりしているので,特別法というか特例的規則を作るという方向があってもよい。」

4月3日
米田憲市(鹿児島)委員「メディア告示ができた時期からすると技術が進歩してしまっているので,それを先導する形で,告示という言葉で表現するかどうかにしても,「○○についての扱いについて」というような解釈指針を示すとかいうので突破する」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月3日
真保専門教育課専門官「やはり事務局側として…教育の質の確保との両立…は必ず気を付けなければいけない…学生間の議論・交流…教員の個別指導,授業の前後を含めて…場所の要件を外して図れるのかどうか…議論を進めていく必要がある」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

2017年04月04日(火)4
4月4日
『2017年04月03日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448704650.html

4月4日
塩田専門職大学院室長「平成10年の…施行通知…ティーチングアシスタントを配する…とか…配慮事項が書かれている…自宅…は,恐らくこんな配慮は行き届かない…こういった配慮事項もどこまで考えるのか…検討しながらの議論かなと思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月4日
藤本亮(名古屋)委員「アシスタントを置きなさいというのは,通信が途切れたりするからなので…今でも必要なのですけれども…家庭でやるときには…自己責任ですよという形でやらざるを得ない部分はある…通信を確保するというのは誰がどこまでやるかということです。」

4月4日
藤本(名古屋)委員「あとは運用上の問題であって,つまり15回全部をオンデマンドでやるかというのは全く別の話…授業のレクチャーの部分だとか,やりとりだとかをライブでやりとりするということに関しては,技術的にはかなり可能になっている。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

2017年04月05日(水)4
4月5日
『2017年04月04日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448732326.html

4月5日
米田憲市(鹿児島)委員「当時この範囲でしか認められていませんから,この範囲でやりましょうというとそもそも出発点がずれてしまう。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月5日
米田委員「教育の質を…十分担保するためには,これだけの技術的なものがそろっていればいいですよという流れで議論していって,解釈をしていくと。そうすると…場所要件なんかの解釈の幅も広げていく可能性というものが生まれてくるんだろう」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月5日
米田憲市(鹿児島)委員「その定め方は…法令上の技術の問題もあるので,解釈で全部済ますのか,または別な例示を示してガイドラインを示すのか,いろいろあると思うんですが,その辺あたりの方針をある程度事務局にもんでいただくという流れでいいのではないかなと思います。」

2017年04月06日(木)5
4月6日
『2017年04月05日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448760854.html

4月6日
米田憲市(鹿児島)委員「過去の技術的なものに足を引っ張られて,せっかく今可能になっていて,今我々の中で,普通の授業とICTと比べて,ICTが劣後するという議論はおかしいよねという議論は,既にほぼ合意があると思うんです。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月6日
米田憲市(鹿児島)委員「教育の質を担保する方法はいろいろあると。教育の方法もいろいろあると。そこを出発点にしてメディア告示を考える,教育の形態を考えるというふうに議論を展開しないといけないかなと思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月6日
樫見主査「メディア告示制定の時代というのは,必ずしも各人がパソコンを持っているとか,そういう環境すら確保されていなかった…今は…学生と名のつく者であれば大体必然的に持っていて,その点は機器が逆にこの条件を満たす方向になっている」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月6日
樫見由美子(金沢)主査「場所的要件というのは,恐らく1つの教室で提供できたことを,機械だけでは双方向,遠隔授業では充足できないんではないかという不安感にかられて,かなり厳しい基準を設けたというところもあるかもしれません。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

2017年04月07日(金)5
4月7日
『2017年04月06日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448790077.html

4月7日
土田伸也(中央)委員「私ども中央大学において昨年度の委託事業でタブレット端末を使って調査研究をやった…つながるときはつながって,サテライトキャンパスで行っているのとほぼ同じような感覚で授業ができましたけれども,つながらないときは,これは全く授業にならない。」

4月7日
土田委員「このときに,事後的にオンデマンドで見せることによって,授業を受けたというふうにできないか…補助的にオンデマンド…を許容するような制度設計をしていかないと,大学側としては,タブレット端末でやるんだということになかなかいかない」http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月7日
土田伸也(中央)委員「タブレット端末で授業は提供するんだけれども,電波の状況とかでつながらなかったときに,それは学生の側の不利益に全てなるんだということだと,やや学生にとって酷ではないかと思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月7日
土田伸也(中央)委員「ほんのわずか,例えば1回とかその程度だったら余り影響ないかもしれませんが,タブレット端末の授業にはちょっとまだ不安定な部分が実証研究をやってみてあるように思ったので,補助的にオンデマンドを使うという手段を検討してもよいのではないかと思います。」
2017年04月08日(土)5
4月8日
『2017年04月07日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448818830.html

4月8日
米田憲市(鹿児島)委員「現在の通信事情から言えば、自宅であれば自己で環境を確保できるわけです。しかし、外で喫茶店とかの公衆無線LANを使えば自己で環境を管理できませんから、双方向多方向で受講できない。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月8日
米田憲市(鹿児島)委員「大学もそういう場合があるのですが、大きな施設の中の無線LANなんかを使うと輻輳が生じて,多くの人がアクセスして回線に支障が生じて,うまく行かない…自宅の方が見やすかったりするという環境もあったりします。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月8日
米田委員「では、その通信環境の問題に対して、大学が責任を負うべきかというと、それはいきすぎだと思います。そういった事情もあるので,具体的に授業を受けるための通信環境についての責任は,やはり学生の側が負うべきものだと私は思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月8日
米田憲市(鹿児島)委員「オンデマンドについては,通常の授業を受けた上で使う支援ツールとしては…あってもいいと思うんですけれども,やはり出席にかえるのはかなり厳しいかなというふうに思います。でないと,双方向多方向の授業の前提を確保したり、受講状態を管理できなくなります。」

2017年04月09日(日)4
4月9日
『2017年04月08日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448848352.html

4月9日
石井徹哉(千葉)委員「やはりオンデマンドは,それを各大学で任意にやるとしても,それは欠席したときの授業の補習として受講できるというサービスとしては認めても,やはり正規の授業というのは厳しいんだろうと思います。やはり双方向性がないというところが一番ネックですし。」

4月9日
石井徹哉(千葉)委員「救済策としては,例えば通信事情でできなかった場合は,欠席だけれども公欠に準じて,欠席回数に一部は算入しないとかという運用上の問題はありかもしれませんけれども,そのまま出席扱いだと多分厳しいと思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月9日
中川丈久(神戸)委員「要するにつながらなかったのは自己責任というのは,面接授業でも,交通機関が動かなかったら欠席,それは当然欠席というのと同じことだということですよね。そう理解すれば非常に分かりやすい話だと思いました。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

2017年04月10日(月)6
4月10日
『2017年04月09日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448876470.html

4月10日
中川丈久委員「私が今想定しているのは,ICTの配信先も大学という場面です。お互の様子が映ります。大学というのは,向こうもきちんとしたテレビ会議システムを持っているので,お互いにそれぞれの様子が映るという前提でお話をしているんです。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月10日
中川丈久(神戸)委員「ゼミは,3か所で同時にやっています。ゼミだから参加者の数が少ないので,みんなに発言機会が回せるわけです…講義で自分の目の前にたくさん学生がいる場合は,どうしてもそっちの方の顔を,なかなか講義しながらあちこちというのは見れないものです。」

4月10日
中川丈久(神戸)委員「ゼミというのは,学生もしゃべってますから,教師の方にも余裕があるんですけれども,講義の場合はやはり教師がほとんどしゃべっていることが多いので,どうしてもICTの先にいる人を忘れてしまったなということがある。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月10日
中川丈久(神戸)委員「講義しているところで学生が質問すると,それも映すのか、そうすると講師とは別の方向にカメラを向ける必要があるのですが、そんなことまではとても講師だけではできない,そこまで頭が回らないので補助が要る」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月10日
中川丈久(神戸)委員「ゼミの場合は,ごく自然にみんなを見渡してしまうので,全く楽だと思うのです。つまり,ゼミは非常に違和感がないと,ICTとの間に。だから,少人数の場合は,そういう意味でICTが非常に適合していて,講義の方が難しい」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

2017年04月11日(火)5
4月11日
『2017年04月10日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448905195.html

4月11日
真保専門教育課専門官「遠隔授業の対象となる学生は,大学に常にいない可能性があるということが言えると思いますので…議論とか交流,教員の指導,そういったものをどう担保していけるのか。それが教育の質の確保という点だと思います」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月11日
真保専門教育課専門官「通常,大学に行く,そこに学生がいるキャンパスがあるということであれば,オフィスアワーの時間もしっかり確保されており,そこに先生がおりますし,図書館があり,自習室があり,議論ができるラウンジがある…同様の環境をしっかり作っていけるのか」

4月11日
中川丈久(神戸)委員「環境を作れば,使っていると推定するというのは,多分面接授業の場合だと思います。学校があるんだから,当然議論しているだろうというので終わりにしているわけですから,それと同じようなことです。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月11日
中川丈久(神戸)委員「質問を書き込めば,誰かが答えるというような掲示板…あるいは先生と…Eメールで質問…そういうちゃんとチャンネルがあるというふうにしておけば…生徒間,それから先生と生徒の交流はされるものであろうと。それで十分なんではないかなと思うんですけれどもね。」

2017年04月12日(水)5
4月12日
『2017年04月11日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448935728.html

4月12日
朝田良作(島根)委員「中央大学のロースクールと試行的に行っているときには,我々法科大学院の教員,島根大学の方のですね,授業は行っているわけではないんですが,中央大学の授業を受講した学生に対して,質問があれば我々がそれをサポートするというやり方をしていました」

4月12日
朝田委員「結構それがよかったようで。だから…システムの事実的な補助員というだけじゃなくて,それを支えてあげる教員…そういう相談窓口を置いてサポートしてあげると,結構教育効果が上がるんではないかということが分かってきました。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

4月12日
石井徹哉(千葉)委員「分校方式だと,そういう補助教員が確保できますけれども,先ほどみたいな離島とか,自宅とかまで想定しますと,それは置けない。そうすると,ネットワークを通じたオフィスアワーみたいなものも…配慮事項としては置いといてあげるとよいんではないかと思います。」

4月12日
石井徹哉(千葉)委員「LMSの利用も,どういう形であればいいのか,きちんと書いていくと…やはり質問というのは,口頭でやるやりとりが結構大事ですので,そういう機会の確保ということはどこかにあっていいかなとは思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/075/gijiroku/1383330.htm

2017年04月13日(木)4
4月13日
『2017年04月12日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448965147.html

4月13日
佐伯恒治(法務省)委員「平成28年司法試験の結果について…合格者数は1,583人でありまして,昨年の合格者数から267人減少いたしました。」法科大学院特別委員会(第76回)議事録
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月13日
鎌田薫(早大総長)委員「合格者数が大きく減ったことについては,何か特別の理由があれば教えていただければと思います。」法科大学院特別委員会(第76回)議事録
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月13日
佐伯恒治(法務省)委員「御承知のとおり,司法試験の結果につきましては,司法試験委員会におきまして法曹となるべき学識ですとか,能力の有無を判定するという観点から,実際の試験結果に基づいて適正に決定されたものと承知しておりまして,それ以外に特別の事情というものは承知しておりません。」

2017年04月14日(金)4
4月14日
『2017年04月13日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/448992830.html

4月14日
佐伯恒治(法務省)委員「平成28年司法試験の結果について…特徴的な数字をあえて指摘いたしますと,受験回数5回目…の合格率が17.85%と,3回目,4回目の者より合格率が高くなっているというところを指摘いたします。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月14日
日吉由美子(弁護士)委員「受験回数5回目の合格率の方が,3回目,4回目よりも高くて,ほぼ2回目に近いような数字が出ているというのは,どういう背景があると分析されていますでしょうか。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月14日
佐伯恒治(法務省)委員「先ほど紹介したのも何か分析した結果として申し上げたわけではなくて,ちなみにということで申し上げたのですが,5回目の人が非常に頑張ったなということだと思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

2017年04月15日(土)4
4月15日
『2017年04月14日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449021199.html

4月15日
覚えたいことをノートなどにまとめたり、基本書等の該当箇所をコピーして貼り付けたりすることがあると思います。その際に、少し気を付けておきたいことは、字の大きさです。これは、できる限り大きくした方がよい。その方が、脳へのインパクトが強く、記憶に残りやすいのです。

4月15日
多くの情報をコンパクトにまとめようとすると、どうしても小さい字で書いたり、縮小コピーしたいと思いがちです。しかし、小さい字では、不思議と頭の中に入ってこない。多少かさばるのは我慢して、できる限り大きな字で、見た瞬間「ドン」と響くような体裁にしておくとよいでしょう。

4月15日
このことは、スマホやタブレットなどで学習する場合も、同様に当てはまります。スマホやタブレットでは、表示する文字の大きさを変えることができるはずです。これを、できる限り大きめに設定する。改頁が増えるので手間かもしれませんが、その方が頭には入ってくるはずです。

2017年04月16日(日)4
4月16日
『2017年04月15日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449047829.html

4月16日
ノートに規範等を手書きでまとめて覚えようとする方法は、字の大きさを自分で調整できるのがメリットです。重要なキーワードは他の字より2倍くらい大きくしておく。そうすると、パッと見た瞬間に目に入ってきます。ちょっとした工夫ですが、こういうことの積み重ねが意外と大きな差となるものです。
4月16日
字の大きさで、「パッと目に入ってくる」ようにする工夫は、実は答案を書く際にも使うことができます。早く書くためには字は雑にならざるを得ませんが、重要なキーワードに絞って大きく、はっきりした字で書いておくと、それだけでかなり読みやすく、考査委員は意味を把握しやすくなります。

4月16日
考査委員は、配点のある項目が書いてあるか、という目で答案を斜め読みします。論点名や判例の用いるキーワードがパッと目に入ってくると、見落とさずに点を付けてくれる。そうしないと、意味は合っていても、考査委員が見落として点が付かないことは結構あるようなので、気を付けたいところです。

2017年04月17日(月)6
4月17日
『2017年04月16日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449074728.html

4月17日
「被告人は…道路交通法違反及び自動車運転過失致死の各罪の犯人がAであると知りながら,同人との間で,A車が盗まれたことにするという,Aを前記各罪の犯人として身柄の拘束を継続することに疑念を生じさせる内容の口裏合わせをした上…口裏合わせに基づいた虚偽の供述をしたものである。」
4月17日
「このような被告人の行為は,刑法103条にいう「罪を犯した者」をして現にされている身柄の拘束を免れさせるような性質の行為と認められるのであって,同条にいう「隠避させた」に当たると解するのが相当である」 http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=86652…

4月17日
小貫芳信補足意見「隠避行為とは…「犯人の身柄拘束を免れさせる性質の行為」をいう…虚偽供述がそのような行為に該当するというためには,客観的に刑事司法作用を誤らせる危険性を有するもの…すなわち,当該虚偽供述が犯人の身柄拘束の継続に疑義を生じさせる性質のものであることを要する」

4月17日
小貫芳信補足意見「「犯人の身柄拘束を免れさせる性質の行為」といえるためには…身柄拘束の…可否判断に直接ないし密接に関連した供述内容でなければならない。」 http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=86652…

4月17日
小貫芳信補足意見「参考人の供述は,関係者の供述や客観的証拠と整合性があるかどうかを確認して信用性判断がされる…口裏合わせは…信用性チェックを困難にし…虚偽供述の真実らしさを増幅させ,捜査の方向を誤らせる可能性もあり,客観的に刑事司法作用を誤らせる危険性を有する」

2017年04月18日(火)2
4月18日
『2017年04月17日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449103635.html

4月18日
平成28年度重要判例解説収録判例一覧
http://www.yuhikaku.co.jp/static/H28juhan.html

2017年04月19日(水)4
4月19日
『2017年04月18日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449134126.html

4月19日
山本弘(神戸)委員「合格者数の大きな変動と,それから,今年度に限って言うと,司法試験の作問に法科大学院の現役の教員を関与させないという方針をとったこととが,採点をした人の実感を含めて,何か合格者の変動に影響を与えているのではないか」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月19日
井上正仁座長「佐伯委員の方で,何か資料が……。」佐伯恒治(法務省)委員「特にございませんし,考査委員の方から,そういうものを私が聞いているということがかえって問題になるのかなというふうに思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月19日
井上座長「今回の司法試験は,新しい構成の考査委員によって作問されたのは確かですが,採点については法科大学院の教員も多数加わっているはずですので,法科大学院の教員を除いた人たちの採点実感だけが反映されたのではないのだろうと思いますね」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

2017年04月20日(木)4
4月20日
『2017年04月19日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449162581.html

4月20日
鎌田薫(早大総長)委員「法科大学院側としては,法科大学院教育の質が悪いからというふうにさんざん言われて一生懸命努力をして,点はどんどん上がってきた。点がどんどん上がると合格最低点もどんどん上げられると,一体どの水準を求めていらっしゃるのかが全く把握できない」
4月20日
鎌田委員「そういう点も含めて,まさに採点実感の中で,ここまで点が上がったけど,やっぱり法曹有資格者とするには,こういう点が足らないのだということを明確に示していただかないと,法科大学院教育の改善の方向性を見出すことが非常に難しい」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月20日
鎌田薫(早大総長)委員「ただの競争試験で人数に合わせて輪切りしているだけだということなら,より試験テクニックに磨きを掛けろというメッセージしか伝わってこないような気もしますので,是非その点,十分御配慮いただければと思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

2017年04月21日(金)4
4月21日
『2017年04月20日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449194059.html

4月21日
上田(北大)委員「最終学歴,予備試験合格者なのか,法科大学院なのかという関連の資料が出ているのですが,法科大学院修了の者が19名ということなのですが,本人の司法試験の受験願書を書く際の自己申告に基づいてということになっている」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月21日
上田信太郎(北大)委員「やはりどこかで歯止めというか,制度化をしていかないと,この司法試験に合格した功績というのが,予備試験なのか,それとも法科大学院なのかという問題があると思います。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/012/gijiroku/1383327.htm

4月21日
上田信太郎(北大)委員「こういう場合には,例えば修了生についてはもう法科大学院という形でカウントしていくというようなことを決めていかないと,ちょっと予備試験と法科大学院の教育の質というか,そういったものがないまぜになってしまうような感じが致します。」

2017年04月22日(土)6
4月22日
『2017年04月21日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449222653.html

4月22日
答案を書く際に、項目を立てるべきか、という話があります。項目を立てる最大のメリットは、立てた項目が配点項目と重なっていると、考査委員に見落とされることがない、ということです。視覚的に「この配点項目を書いているな」ということがわかるので、そこをきちんと読んでくれるということです。

4月22日
このことは、複数の論点や配点項目をまとめて書かない方がよい、という方法論とも共通します。複数の事項をまとめて書くと、短時間で採点している考査委員は、パッと斜め読みして、どちらか一方しか書いていない、と判定してしまいがちになるからです。項目分けは、これを防ぐ意味もあります。

4月22日
項目立てのデメリットは、改行が入る、ということです。8頁びっしり書いている上位者には、これが意外と大きなデメリットになります。項目ごとに1行を使ってしまうので、書ける文字数の上限が制限されてしまう。もっとも、これは余程の上級者でなければ、あまり関係がないことです。

4月22日
もう1つ、改行が入ることによって困るのは、文章の流れが寸断されてしまうことです。これは、実際に答案を書いていないと気付きにくいのですが、文章の流れが寸断されると、心理的に書き出しが難しく感じやすいのです。そこでペンが止まると、時間のロスになる。これは実戦的には案外困ります。

4月22日
項目を立てた方がよいか、そうでないかは、結局はケース・バイ・ケースです。この場合は立てる、立てない、という感覚は、演習を繰り返すことによって身に付いてきます。重要なことは、迷わず、瞬時に判断できるようにすることです。迷っている間の時間のロスは、試験現場では致命的となり得ます。

2017年04月23日(日)3
4月23日
『2017年04月22日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449251562.html

4月23日
今の時期にやっておきたいのが、試験当日のイメージトレーニングです。試験初日の朝から、試験終了までをできる限り具体的にイメージしてみる。試験当日は普段と違う体験が多く、余計に緊張してしまうのですが、事前に擬似的な体験をしておくことで、その種の緊張をある程度和らげることができます。

4月23日
また、具体的に当日をイメージすることで、前もって準備しておくこと、考えておくべきことがわかります。昼食はどこで買うのか、宿泊施設等からの移動経路、電車の時間、持っていく参考書、休憩時間の過ごし方。具体的に考えてみると、事前に収集しておくべき情報が意外とあることに気付きます。

2017年04月24日(月)3
4月24日
『2017年04月23日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449280311.html

4月24日
平成29年司法試験予備試験の出願状況について
http://www.moj.go.jp/content/001222797.pdf

4月24日
平成29年司法試験の受験予定者 http://www.moj.go.jp/content/001222811.pdf

2017年04月25日(火)2
4月25日
『2017年04月24日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449309380.html

4月25日
『平成29年予備試験の出願者数について』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449326893.html

2017年04月26日(水)4
4月26日
『2017年04月25日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449340554.html

4月26日
直前期の答練や模試。これは、初見の問題を制限時間内に解く訓練という程度の意味しかありません。その意味で、解説冊子や解答例の記載はもちろん、返ってくる成績についても、基本的に気にする必要はないでしょう。確認すべきは「この問題で誰もが書く論点、規範、事実は何か。」ということだけです。

4月26日
「この問題で誰もが書く論点、規範、事実は何か。」を確認した上で、特定の論点の理由付けに紙幅を割きすぎて、他の論点で規範を明示できなくなっていないか、当てはめの事実は本当に問題文に書いてあるか、勝手に事実を作っていないか、という視点で解説冊子の解答例を見ると、面白いでしょう。

4月26日
予備校の答練・模試で確認しておきたい情報は、上位者の答案や、採点者の講評です。そこでは、他の受験生が、どのような論点を書き、どのような論点を落としたのかを、大まかに知ることができます。このような情報はあまり入手できないので、全体の相場観を知る上で、貴重な資料になるのです。

2017年04月27日(木)4
4月27日
『2017年04月26日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449369410.html

4月27日
答練等の復習では、「この問題で誰もが書く論点、規範、事実は何か。」を確認する。これは、時間が無制限であれば、実はそれほど難しくない。初見の問題をいきなり制限時間内に書けと言われるから、難しいのです。書けなかった部分について、どのような時間管理をすれば書けるようになるかが重要です。

4月27日
もっとも、知識不足で書けなかったという場合もあるでしょう。誰もが当然に書けるような規範を全然覚えていないようであれば、演習よりインプット重視に直前のメニューを変えた方がよいでしょう。誰もが書ける規範を明示できないようでは、どんなに現場で一生懸命考えても、点を取ることはできません。

4月27日
わかりやすいのは、誰もが「○○とは…をいう。」と規範を書き「本件では~」と当てはめる場合です。この「○○とは…をいう。」の部分を覚えていないようでは、まず受かりません。現時点で誰もが書けるはずなのに自分は覚えていない、というものは、ノート等にまとめてギリギリまで覚えましょう。

2017年04月28日(金)5
4月28日
『2017年04月27日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449398466.html

4月28日
知っていたのに、構成段階ですっぽり抜け落ちていて、論点落ちになってしまった。そういうときは、なぜそうなったのか。当時の心理状態を思い出して考える必要があります。論点落ちは、その後の規範と当てはめの配点をすべて落とすので、致命的です。本番でそうならないよう、対策すべきでしょう。

4月28日
このような論点落ちは、インプット段階で典型例を意識していないとか、演習量が足りないために、事例を見て瞬間的に「ああ、あれだ。」と想起できないことに原因があります。この種の論点落ちが多い人は、事例を見て短時間で論点出しをする、という勉強法で演習問題を解きまくるのが有効です。

4月28日
事例を見て、論点出しをしたら、すぐ解説を見る。この方法なら、多数の事例をこなせます。それから、論点の規範を覚える際には、その論点が問題になる典型事例を意識する。慣れてくると「このタイミングでコイツが死んだのか。じゃあ例の論点だ。」というように論点が「見える」ようになるでしょう。

4月28日
演習等でうっかり見落とした論点があった場合には、「~の事例では○○の論点が問題になるから注意」などとメモしておき、直前に見直すとよいでしょう。直前に見るべきは、そのようなメモです。大量の教材を試験会場に持ち込むのは体力のロスになるだけです。A4用紙数枚程度にまとめておきましょう。

2017年04月29日(土)5
4月29日
『2017年04月28日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449426232.html

4月29日
論点落ちのうち「その論点も規範も知っていて、本問で問題になりそうなこともわかっていて、多数の人も書くだろうと思っていたが、実は自分だけは特別にこれが引っ掛けだと見抜けたので書かなかった。」という場合は、特に気を付けるべきです。ほとんどの場合、それは書いておいた方がよいからです。

4月29日
本試験の問題には、最新の応用的な論点が含まれていて、従来の議論だと厳密には論点とならないものを論点として取り上げさせたり、少し規範を変えて当てはめさせようとしたりします。しかし、ほとんどの受験生はそれに気付かないので、従来の規範を貼り付けて終わりです。

4月29日
このような場合、従来の規範にも一定の配点が発生します。そうしないと、ほとんどの受験生に点が付かなくなってしまうからです。そこで、「俺はこれが従来の議論の射程外だと見抜いた。だから敢えてこれは書かない。」という判断をすると、その従来の規範に対する配点すら、落としてしまいます。

4月29日
平成26年刑訴の訴因変更の要否が典型例です。何も考えずに従来の規範を貼って当てはめれば、普通に上位になった。「わざと多数派に乗って誤ったことを書く。」というのも、重要なテクニックです。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」(むしろ青信号を待つと轢かれる)のです。

2017年04月30日(日)3
4月30日
『2017年04月29日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/449453348.html

4月30日
平成29年司法試験考査委員名簿(平成29年2月27日現在) http://www.moj.go.jp/content/001218489.pdf

4月30日
平成29年司法試験予備試験考査委員名簿(平成29年2月27日現在) http://www.moj.go.jp/content/001218511.pdf

戻る