2017年12月のツイートまとめ

2017年12月01日(金)5 tweets
12月1日
『2017年11月30日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455241166.html

12月1日
「5頁以下のコンパクトな答案が良い。」という主張がされるのには、「国語のよう」だった旧試験時代の合格者の体験があります。当時は、コンパクトな答案が上位だったのです。余計なことを書いていない、主語と述語が明確、接続詞を多用している、1文が短い、という理由で、合格できたのでした。

12月1日
佐藤幸治参考人「九年間司法試験委員をやりました。最初のころは、できるだけ暗記に頼らないようにということで、私がなったとき問題を工夫したことがあります、そのときの皆さんで相談して。そうしたら、国語の問題のようだといって御批判を受けた」 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000415120010620020.htm

12月1日
鎌田薫(早大総長)委員「旧試験時代には減点されないような答案を書きなさいという指導が行き渡っていて…これは分かっているのか,分かっていないのかわからないので,分かっているというふうにして…どんどん点をあげていた」 http://www.moj.go.jp/content/000111758.pdf

12月1日
これは当時採用されていた若年化方策によるものでしたが、現在では、そのような方法とは異なる若年化方策が採られている。このことは、当サイトで繰り返し説明してきました。ですから、かつてのコンパクトな答案は、現在では合格答案にはならないのです。この点を、正しく理解する必要があります。

2017年12月02日(土)4 tweets
12月2日
『2017年12月01日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455264758.html

12月2日
「5頁程度でも大丈夫。」という言説が流布しやすいのは、受験生がその答えを期待し、信じたいと思ってしまいがちだからだ、ということもあります。特別な訓練をしていない多くの受験生にとっては、2時間で5頁程度しか書けないのが普通だからです。

12月2日
法曹を目指す人は、向上心が高く、知的好奇心の旺盛な人が多いという傾向があります。そのような人にとって、文字を書く速度を速くするだけの訓練は、志の低い、つまらないものに映る。だから、やりたくない。そのような人には、「5頁で大丈夫。」という言説は、とても魅力的なのですね。

12月2日
このような魅力的な言説には、人はどうしても惑わされてしまいます。また、ローの教官等から「5頁で大丈夫。」という答えをもらうことを期待して、「自分は5頁くらいしか書けませんが大丈夫ですか?」と相談して回ったりする。誰か1人でも「大丈夫」と言えば、それを信じてしまうというわけです。

2017年12月03日(日)3 tweets
12月3日
『2017年12月02日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455285714.html

12月3日
司法試験予備試験合格者等に関するデータ一覧
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_002.pdf

12月3日
予備試験合格者・司法試験合格者(予備試験合格資格に基づく)に関する職種別人員数の推移
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_003.pdf

2017年12月04日(月)3 tweets
12月4日
『2017年12月03日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455308546.html

12月4日
平成29年司法試験予備試験受験状況(法科大学院生) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_004.pdf

12月4日
平成29年司法試験予備試験受験状況(法科大学院・全体) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_005.pdf

2017年12月05日(火)3 tweets
12月5日
『2017年12月04日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455330925.html

12月5日
平成29年司法試験予備試験受験状況(大学生) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_006.pdf

12月5日
平成29年司法試験予備試験受験状況(大学別・全体) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_007.pdf

2017年12月06日(水)3 tweets
12月6日
『2017年12月05日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455354959.html

12月6日
法科大学院等の教育の改善について(論点と改善の方向性)(案) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_010.pdf

12月6日
法科大学院等の教育の改善について(「論点と改善の方向性」の検討資料) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_011.pdf

2017年12月07日(木)3 tweets
12月7日
『2017年12月06日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455377444.html

12月7日
これまでの法科大学院等特別委員会における委員の主な御意見 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_012.pdf

12月7日
法科大学院関係の省令等の改正について(案) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/041/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/11/27/1398626_013.pdf

2017年12月08日(金)5 tweets
12月8日
『2017年12月07日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455399447.html

12月8日
文字数不足で不合格になっている人は、文字数を増やす訓練、字を速く書く訓練をすると、劇的に効果があります。一見くだらないこの訓練が特に有効であるのは、「自分で成果を明確に確認でき」、「訓練によって速度が上がれば、安定してその速度で書けるようになる」からです。

12月8日
時間を測って答案を書いて、どのくらいの文字数が書けたか、というのは、一見して誰でもわかります。4頁しか書けなかったものが、8頁書けるようになれば、見た目にも成果があったと実感できるでしょう。そして、一度速く書けるようになれば、安定してそのくらいの速度で書けるようになるものです。

12月8日
これに対し、答案の質を上げるというのは、自分で確認できませんし、誰もが可能かどうかは未知数です。自分の答案を見比べて、「1年前の答案の倍の質になっている。」と確認できるでしょうか。ほとんど不可能です。明確に確認できるのは、ごくごく初学者の頃と比較した場合です。

12月8日
しかも、時々良い答案が書けたと思えたり、答練の得点がとても良かったとしても、それは大体の場合、安定しません。本試験の成績も、予想どおりにはならないのが普通です。だから、文字数を増やさずに答案の質を上げる訓練は、ある水準以上になると、多くの場合、うまくいかないのですね。

2017年12月09日(土)5 tweets
12月9日
『2017年12月08日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455420804.html

12月9日
時間内に書ける文字数が増えれば、本試験では単純に有利になります。規範の明示と事実の摘示に割ける文字数が増えるからです。単純に当てはめの事実をいくつか余計に拾えるということを考えるだけでも、有利になることは明らかでしょう。

12月9日
別の角度で考えてみましょう。今まで、1頁を書くのに20分かかっていた人は、答案構成を10分に絞って書いても、5枚半しか書けません。そのような人が、ただひたすらに速く書くだけの訓練をして、1頁10分で書けるようになったら、どうなるでしょうか。

12月9日
1頁10分で書けるようになると、8頁を80分で書けますから、8頁びっしり書いても、40分じっくり考えて答案構成ができます。仮に、知識・理解が全く同じ状態だったとして、どちらの方が点が取れるのか。少し想像してみれば、劇的に効果が出るのは当たり前だと気が付くはずです。

12月9日
ちなみに、1頁を10分で書ける人は、若手の上位合格者にはそれなりにいたりします。しかし、普通の人が特に訓練もしないで書いても、まず無理です。だからこそ、意識して速く文字を書く訓練をする必要があるのです。

2017年12月10日(日)7 tweets
12月10日
『2017年12月09日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455443022.html

12月10日
國重徹(公明)委員「角田参考人、郷原参考人にお伺いいたします。簡潔にお答えいただければと思いますけれども、お二人はなぜ法曹を目指したのか、司法試験を受験しようと思ったのか、まずこれについてお伺いいたします。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月10日
角田正紀(日大ロー)参考人「一度サラリーマン、商事会社に勤めていました。サラリーマンの生活を実際にやってみると、法学部出身だったので、法律家の道の方が魅力的だったというふうに感じて、実際に法律家に、運よく司法試験に合格して、なってみると、やはり自分が選んで、後悔はない」

12月10日
郷原信郎(弁護士)参考人「大学の理学部を出まして、民間会社に勤めておりまして、一年八カ月で、なぜやめたかというと、その仕事が全く合わないということで、廃業したわけであります。そのときに、一から、ゼロからやり直すとすると、やはり一番魅力的だったのが司法試験であった」

12月10日
郷原信郎(弁護士)参考人「法学部にも行かず、独学で勉強いたしまして、司法試験に、二年余りでしたか勉強して、何とか合格しました。そういうことが当時は可能でした。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月10日
郷原信郎(弁護士)参考人「それは、今のような法科大学院という制度がありませんでしたし、法学部を出ていなくても、全く対等の立場で司法試験を受けることができた。あとは一発の試験で何とかなるという時代でした。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月10日
郷原信郎(弁護士)参考人「検察の世界に引っ張り込まれたのは、たまたま、そういうふうに勧誘されたから。何かだまされて、引きずり込まれたようなものだというふうに本にも書いております。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

2017年12月11日(月)3 tweets
12月11日
『2017年12月10日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455464319.html

12月11日
國重徹(公明)委員「今の法曹養成制度、今の法科大学院また司法試験制度であれば、今お二人が大学生または社会人だったとして受験されるかどうか、お伺いいたします。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月11日
角田正紀(日大ロー)参考人「今の状況だったら、多分試験を受けていないのじゃないかなというふうに思いますね。」郷原信郎(弁護士)参考人「全く無理だったと思います。経済的にも時間的にも、こんな状況のもとでは私は法曹など目指せなかったと思います。」

2017年12月12日(火)5 tweets
12月12日
『2017年12月11日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455486949.html

12月12日
國重徹(公明)委員「谷間世代、貸与制のもとで司法修習を学んだ方たちに対する何らかの経済的支援なり配慮なりということが必要なんじゃないかというようなことがあったかと思います。どういうような経済的な配慮とか措置をしていけばいいと考えているのか…お伺いしたい」
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月12日
角田正紀(日大ロー)参考人「同じ法曹で貸与制と給付制で、本当に数年前後だけで大きな差ができるというのは、これは非常に不公平で、しかも、法律家のその後の物の考え方だとか活動にも影響を与えかねない面もあると思いますので…救済の措置を考えていただきたいなと思います。」

12月12日
角田正紀(日大ロー)参考人「ただ、言われるように、国民の納得というのはもう絶対的な前提だと思いますので、少し細かく、例えば貸与制の場合には、結局、返済を免除するとか一部免除するとか、いろいろなやり方も考えられる」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月12日
角田正紀(日大ロー)参考人「個々人の資力の問題も全く無視はできない…もしそういうことの手当てを考えるのであれば、少しきめの細かい、個別の事情を踏まえた制度にしていかないと、なかなか一律の制度だとうまくいかないのではないか」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

2017年12月13日(水)4 tweets
12月13日
『2017年12月12日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455508545.html

12月13日
郷原信郎(弁護士)参考人「公平という観点からしても、若手法曹に二種類できてしまうことは適切でないという観点からしても、少なくとも、基本給付金の部分は、新たに給付するというよりも、それに相当する金額を貸与制のもとで借りている人たちに免除してあげるという制度が適切なんじゃないか」

12月13日
郷原信郎(弁護士)参考人「もちろん、十分もうかっているからもういいです、幾らでも返しますという人は返してもらってもいいと思うんですが、基本的には、基本給付金の部分は何らかの手当てをすべきじゃないか。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月13日
郷原信郎(弁護士)参考人「そして、そのことについての国民の理解を得るためには、やはり法曹養成にかかる費用全体を、もう一回、法科大学院という制度自体の見直しも含めて考えてみるしかないんじゃないかと思います。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

2017年12月14日(木)4 tweets
12月14日
『2017年12月13日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455531942.html

12月14日
中矢正晴(全司法労働組合中央執行委員長)参考人「裁判所の職員の採用者の中で、法科大学院を卒業して裁判所の一般職を受験して合格し、採用されるという方がかなりふえているなという印象を持っています。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月14日
中矢正晴(全司法労働組合中央執行委員長)参考人「司法試験を目指して法科大学院まで進んだ後、仮にその道を断念するとしたときの選択肢が非常に少ない。裁判所の採用試験の場合は、試験科目が司法試験と非常に似通っておりますので、ある意味、潰しの先…として考えられているのかなと思います。」

12月14日
中矢正晴(全司法労働組合中央執行委員長)参考人「そういう法曹の道を目指した者が、きちんと将来が、生活設計が立つような仕組みというのが必要なんだろうというふうに考えております。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

2017年12月15日(金)5 tweets
12月15日
『2017年12月14日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455553351.html

12月15日
郷原信郎(弁護士)参考人「現在の法科大学院と予備試験の関係を考えれば、法科大学院をずっと存続、このまま存続していくことはもう既に適切とは言えなくなっているんじゃないかという気がしております。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月15日
郷原信郎(弁護士)参考人「合格率という面で考えても、予備試験合格組の方が圧倒的に高いわけですね。それは結局、司法試験の合格ということに関して言えば、法科大学院は十分な機能が果たせていない、残念ながらそれを認めざるを得ないと思います。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月15日
郷原信郎(弁護士)参考人「法科大学院は、そこを出なければ司法試験が受験できないということではなくて、もっと有為な人材をたくさん吸収できる法科大学院は、当然そこを出たら司法試験に受かれるという期待が持てる」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月15日
郷原信郎(弁護士)参考人「そういったところが法科大学院として残っていって、なおかつ、必ずしも法科大学院を出なくても司法試験が受験できるという形にしていった方が、多様な法曹資格者を育成するという面ではプラスになるんじゃないかと思います。」

2017年12月16日(土)6 tweets
12月16日
『2017年12月15日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455575121.html

12月16日
松浪健太(維新)委員「一八年度から募集停止を表明したある大学では、専任教員数が十二人で集まった学生は十人で、教員の方が多かったという、こんな冗談のようなことも出てきている…抜本改革をせざるを得ない問題であろう…これは明らかに政策の失敗なんですね。」

12月16日
松浪健太(維新)委員「私はもともと厚生労働行政が主なんですけれども、例えば歯医者さんの数がふえてしまった、この場合は、大学で、ある程度文科省と連携をして厚労省の場合は課長級で交差して人材を配置しているので、そこは連携いいんです。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

12月16日
松浪委員「柔道整復師…平成十年から二倍ぐらいになっている…この場合は、学校、専門学校をつくるというのを厚労省は抑えてきたんだけれども…裁判に負けたわけですね。裁判に負けたから、一気にふえて、柔整師の数も倍ぐらいになって、食えない、不正受給がふえるという悪循環に陥った。」

12月16日
厚生大臣が,柔道整復師養成施設指定申請に対し,柔道整復師の従事者数は相当増加している状況にあり,養成力の増加を伴う施設を新たに設置する必要性が見いだし難いこと等を理由としてした,同指定を行わない旨の処分につき…違法とした事例 http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail5?id=16172…

12月16日
松浪健太(維新)委員「少なくとも、この問題は、我々は、そうした裁判に負けたものでもないということで、行政の問題、我々が未来を見誤ったという問題に端を発するので、これはやはり抜本改革が必要であろうと思います。」
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303240004006a.html

2017年12月17日(日)6 tweets
12月17日
『2017年12月16日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455595261.html

12月17日
論文試験の合否が、時間内で書ける文字数で決まってしまいやすいのは、誰もが思い付く論点と、誰も思い付かない論点の差がとても大きいからです。誰も思い付かない論点は誰も畫けないので、結局、誰もが思い付く論点に字数を割いて丁寧に書いたかどうかで差が付いてしまうというわけです。

12月17日
時折、5頁程度でも高評価になっているものがあり、それを見ると、たまたま現場思考で書いた部分が、出題趣旨に挙がっている問題意識と合致していた、というものだったりします。これを取り上げて、「ほら、5頁程度でも合格答案になりますよ!」などと説明してよいかといえば、そうではないでしょう。

12月17日
現場思考で応用論点を当てるというのは、ほとんどギャンブルです。誰もが思い付く論点は、誰もが思い付くのですから、確実に取ることができる。確実に合格点を取ろうと思うなら、ここにある配点をしっかり取りに行くというのが、賢い戦略であることは明らかです。

12月17日
そのためには、規範を明示して三段論法の形式を踏み、丁寧に事実を摘示していくことが、最低限必要になる。それには相当の文字数を必要とするから、時間内にそれを書ける人が圧倒的に受かりやすくなり、そうでない人は圧倒的に受かりにくくなる。少し考えれば、とても当たり前なことなのです。

12月17日
ところが、「受かりにくい人」は、誰も思い付かない論点を書けるようになろうと努力します。文字数を増やすというつまらない訓練ではなく、応用的な文献を読み漁る。答案スタイルも、誰もが思い付くつまらない論点は雑に短くまとめ、現場思考で思い付いた論点を書こうとする。受からないのは当然です。

2017年12月18日(月)7 tweets
12月18日
『2017年12月17日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455615675.html

12月18日
予備校等で、上位の再現答案と下位の再現答案を比較する講義などがありますが、注意すべき点があります。それは、そのような講義で紹介される上位答案は文字数が少ないものを、下位答案は文字数の多いものを無理をして掲載してしまうことになりやすい、ということです。

12月18日
なぜそうなりやすいのか。上位答案として8頁びっしりの答案が、下位答案として4頁程度のスカスカ答案が掲載されていた場合を考えてみて下さい。これでは、受講生は「こんなのこっちが上位でこっちが下位なのは当たり前だろ。講義なんて聴くまでもない。」と思うでしょう。

12月18日
これでは、講義として成立しません。上位は文字数が少ないが好成績、下位は文字数が多いのに悪い成績のものを選んで、「一見するとこっちがたくさん書いてるから良さそうに見えるけど、実は違うんだ。そのポイントは…」というストーリーで講義をしたいのです。その結果、無理をしてしまうのですね。

12月18日
実際には、上位は8頁びっしり、下位は4頁程度でスカスカ、というのが、成績との対応では最も一般的です。無理をして、その逆のものを探そうとすれば、なにかしらイレギュラーな要因を抱えた再現答案になってしまいやすいのです。その最もあり得る要因が、不正確な再現です。

12月18日
上位の再現答案の中には、本番では必死でびっしり書いたのに、再現のときは手抜きをして短く書いたものがある程度あります。その逆もあり、本番ではスカスカだったのに、試験後に友人の話や解説講義などを聞いて、自分も書いたつもりになって再現では盛ってしまう、ということはあるのです。

12月18日
もっとも、それは全体からみると少数なので、大きな目で再現答案全体の傾向をみていれば、見誤ることはありません。しかし、前記のように一般的な傾向とは逆の再現を無理をして探そうとすると、イレギュラーなものを過大視する誤りに陥ってしまいやすいのですね。気を付けたいところです。

2017年12月19日(火)5 tweets
12月19日
『2017年12月18日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455636518.html

12月19日
「民法の一部を改正する法律(平成29年法律第44号)の施行期日は,平成32年(2020年)4月1日になりました。」民法(債権関係)改正法の施行期日について
http://www.moj.go.jp/content/001242839.pdf

12月19日
「Q24 出題に係る法令には,基準はありますか?A 原則として,司法試験が実施される日に施行されている法令に基づいて出題することとされています。」平成30年司法試験に関するQ&A
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/shiken_shinshihou_shikenqa.html

12月19日
「Q25 試験の近い時期に法令の改正があった場合,出題は,どの時点の法令に基づいてなされるのですか?A 法令の改正があった場合も,原則として,試験日に施行されている法令に基づいて出題されます。」平成30年司法試験に関するQ&A
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/shiken_shinshihou_shikenqa.html

12月19日
従来どおりの取扱いに従えば、来年、再来年の2回までは改正前の民法に基づいて出題され、その次の年以降からは改正後の民法に基づいて出題されることになるでしょう。

2017年12月20日(水)4 tweets
12月20日
『2017年12月19日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455659597.html

12月20日
今野智博(自民)委員「大学の奨学金制度とかであれば資力要件が課されて、当然、裕福な方には支給されない…資力要件等を設けず一律に十三万五千円を支給するという今回の給付金制度…一律支給とすることの理由について御見解をお伺いしたい」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月20日
小山政府参考人「全ての司法修習生につきまして、法令上、修習専念義務が課されまして、原則として兼業が規制されるなど…給付型の奨学金が支給されるような学生とは立場が異なっております。こういうことを考慮したものでございます。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月20日
小山政府参考人「こうした立場に鑑みまして、一律に、経済的な基盤を確保し修習に専念できる環境を整備することにより、司法修習の実効性を担保する必要があるということから、一律支給としたものでございます。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

2017年12月21日(木)6 tweets
12月21日
『2017年12月20日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455681292.html

12月21日
今野智博(自民)委員「給費制が廃止されてから今回の給付金を創設するまでの間の世代は貸与制ということで修習を行っていたわけでありまして、もちろんその時代にも、修習専念義務ということで兼業の原則禁止ということがうたわれておりました。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月21日
今野智博(自民)委員「このはざま世代の貸与金の返還状況、あるいはその時々の収入状況等もこれから注視して、将来的な課題としてその世代に対する支援の方策をぜひ御検討いただきたいということで、この点についても法務省の見解をお伺いしたい」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月21日
小山政府参考人「修習給付金制度の趣旨…法曹志望者が大幅に減少している中で…法曹人材確保の充実強化の推進等を図る点にある…修習給付金につきましては、今後新たに司法修習生として採用される者を対象とすれば足りる」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月21日
小山政府参考人「既に貸与で修習を終えられたような方に何らかの措置を実施するといたしましても、現行貸与制下において貸与を受けていらっしゃらない方もいらっしゃいまして、この取り扱いをどうするかといった制度設計上の困難な問題がございます。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月21日
小山政府参考人「また、そもそも、既に修習を終えている人に対して事後的な救済措置を実施することにつき、国民的な理解が得られないのではないかという懸念もある…ということで、本制度につきましては、救済措置を設けることは予定していない」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

2017年12月22日(金)5 tweets
12月22日
『2017年12月21日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455705066.html

12月22日
國重徹(公明)委員「当初は年間三千人の合格者を出すことが目標とされていたのが…法曹養成制度改革推進会議決定では、合格者を千五百人程度…に変わっております…なぜ千五百人に減らしたのか、その理由について伺います。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月22日
小山政府参考人「改革審議会意見書では、国民生活のさまざまな場面における法曹需要が増大する…その対応のためにも法曹人口増大の必要性が指摘され…司法制度改革推進決定で…平成二十二年ころには司法試験の合格者数を年間三千人程度とするということが目標とされた」http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月22日
小山政府参考人「その後の事情といたしまして、司法試験の合格者数が平成二十二年以降も二千人から二千百人程度にとどまりまして、年間合格者数が三千人というこの目標が未達成でございました。これがまず一つ。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月22日
小山政府参考人「それから…法曹有資格者の活動領域の拡大がまだ限定的でございまして、司法修習終了直後の弁護士未登録者数が増加傾向にあり、法律事務所への就職が困難な状況がうかがわれたことから…年間合格者数を三千人程度とする目標は現実性を欠くものとして、事実上撤回されました。」

2017年12月23日(土)5 tweets
12月23日
『2017年12月22日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455725247.html

12月23日
國重徹(公明)委員「就職難につきましては、厳しい現実がある一方で、ここ数年、就職難の状況というのがやや改善されつつあるとも聞いております。そこで、近年の弁護士未登録者数の推移について簡潔な答弁を求めます。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月23日
小山政府参考人「一括登録日、修習終了直後の未登録者の割合、六十六期につきましては二八%でございましたのが、六十七期は二七・九%、六十八期について二六・五%でございます。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月23日
小山政府参考人「一括登録日から六カ月後時点での未登録者の割合が、六十六期について四・三%、六十七期について三・九%、六十八期については三・一%ということでございまして、弁護士未登録者の割合が統計上は減少しているところが見られる」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月23日
國重徹(公明)委員「六十九期…はさらに改善傾向にあるということも聞いております…必要以上にネガティブなイメージというのをやはり増幅させていくべきではない…改善傾向にあることについてもしっかりと発信をしていく、このことが法曹志願者の激減を食いとめる、これも一つの対策になる」

2017年12月24日(日)6 tweets
12月24日
『2017年12月23日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455744820.html

12月24日
國重徹(公明)委員「学生に対する法曹志望アンケートによりますと、司法修習において給与を受けられないことよりも、大学卒業後法科大学院修了までの経済的負担の大きさに対する不安の方が大きい…法科大学院の経済的負担を軽減するために、現在どのようなことに取り組み、今後どうしていくのか」

12月24日
樋口文科大臣政務官「日本学生支援機構において、大学院生については、在学中に特にすぐれた業績を上げた者に対し、無利子奨学金の全部または一部を免除する制度により、実質的な給付支援を行っているところであります。加えて、貸与基準を満たす希望者全員に無利子奨学金の貸与をしております。」

12月24日
樋口大臣政務官「平成二十九年度進学者からは、卒業後の所得に連動して返還をする所得連動返還型奨学金制度を導入し、返還負担が大幅に軽減をされます。加えて、経済的理由により奨学金の返還が困難となった者に対する減額返還制度や返還期限猶予制度による負担軽減を図っているところでございます。」

12月24日
樋口文科大臣政務官「文部科学省として、国立大学、私立大学、それぞれの授業料減免の充実を図っているほか、全ての法科大学院で大学独自の給付型奨学金も設けられております。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月24日
樋口文科大臣政務官「経済的負担の軽減については、学生のニーズが非常に高いことを認識しておりまして、今後とも、意欲と能力がある学生が経済的理由により修学を断念することがないように、必要財源を確保しつつ、奨学金事業の充実、さらに授業料の減免の充実に最大限努力をしてまいりたい」

2017年12月25日(月)5 tweets
12月25日
『2017年12月24日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455765453.html

12月25日
國重徹(公明)委員「時間的負担の大きさについても、これは指摘がされている…時間的負担が短くなれば、それに伴って経済的負担も軽くなる、この二つには関連性がある…文科省として、法科大学院の時間的負担を軽減するための施策の現状と今後の取り組みについてどのように考えているのか」

12月25日
樋口文科大臣政務官「現在でも、優秀な学生については、学部に三年在学した後に法科大学院の二年間の既修者コースに進学するなど、柔軟な対応をとることが可能であります」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月25日
樋口文科大臣政務官「文部科学省では、この早期卒業や飛び入学を積極的に活用し、学部入学から五年間で法科大学院を修了する仕組みを導入している大学院に対して、公的支援見直し強化・加算プログラムにおいて財政的な支援を行っている」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月25日
樋口文科大臣政務官「中教審の審議も始まりました。このような観点から、法科大学院と法学部等の一層の連携強化について審議をしていただいているところでございまして、今後とも拡大を図ってまいりたいと思います。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

2017年12月26日(火)3 tweets
12月26日
『2017年12月25日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455786518.html

12月26日
「民法の一部を改正する法律の施行期日は平成三十二年四月一日と…する。」民法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令(政令第三百九号) http://kanpou.npb.go.jp/20171220/20171220h07168/20171220h071680002f.html

12月26日
なお、この債権法改正の施行期日については、定型約款及び公証人による保証意思の確認手続に関する例外がありますが、いずれも受験対策上は気にする必要はないだろうと思います。 http://www.moj.go.jp/content/001242839.pdf

2017年12月27日(水)3 tweets
12月27日
『2017年12月26日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455807120.html

12月27日
平成30年司法試験考査委員名簿(平成29年11月1日現在) http://www.moj.go.jp/content/001240399.pdf

12月27日
平成30年司法試験予備試験考査委員名簿(平成29年11月1日現在) http://www.moj.go.jp/content/001240843.pdf

2017年12月28日(木)3 tweets
12月28日
『2017年12月27日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455828631.html

12月28日
平成30年司法試験予備試験受験案内
http://www.moj.go.jp/content/001210668.pdf

12月28日
平成30年司法試験予備試験に関するQ&A
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00009.html

2017年12月29日(金)5 tweets
12月29日
『2017年12月28日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455849118.html

12月29日
なんとなく必要な気がして答案構成をしている、という人は、案外多いものです。答練の解説レジュメや問題集、演習書などに載っているものを真似して、同じようなものを書いている。しかし、それは本当に必要なものなのか。レジュメ等に掲載される構成は、多くの場合、答案を書くには過剰です。

12月29日
答案構成は、当然ですが採点対象ではありません。構成なしで答案が書けるなら、構成はしない方がいい。構成がないと答案を整理して書くことが難しいので、仕方がなく書いているだけです。ですから、答案構成は、自分にとって答案を書くために必要最小限の範囲にとどめるべきなのです。

12月29日
自分にとって必要最小限の構成とは、どの程度か。それを把握するには、全然答案構成をしないで書いてみるのがよいでしょう。普段の演習で、何回か試してみる。そうすると、「ここは事前にメモしておかないと無理だな。」、「意外とこれはなくても大丈夫だな。」という感覚がわかってくるはずです。

12月29日
多くの人が、答案構成はするものなのだ、と思っているので、構成なしでいきなり書くなんてできない、と思い込んでいます。しかし、実際にやってみると、意外となくても書けるものです。時間内に書ける頁数が少ない人は、答案構成が過剰であることが多いので、改善の余地がないか考えてみましょう。

2017年12月30日(土)4 tweets
12月30日
『2017年12月29日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455870070.html

12月30日
山尾志桜里(民進)委員「いわゆる谷間の世代、貸与になってしまった六十五期から七十期までの司法修習生、この世代というのは全法曹人口の約何割を占めるボリュームがあるというふうに、御存じですか。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月30日
井野法務大臣政務官「新六十五期から…七十期までの修習生の採用数は合計一万一千八十三人でございまして、平成二十八年四月一日現在、裁判官、検察官、弁護士を含む全法曹は四万二千五百八十五人でございまして、約四分の一になります。」
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月30日
山尾志桜里(民進)委員「全法曹人口のおよそ四分の一をこの谷間の世代が占めて、これからのリーガルな分野を担っていくということになるので、この谷間の世代の救済措置をどうするのか、是正措置をどうするのかというのは、大変私は司法の未来にとって大きなことだという問題意識を持っております。」

2017年12月31日(日)5 tweets
12月31日
『2017年12月30日のtweet』司法試験・法科大学院(ロースクール)情報|http://studyweb5.seesaa.net/article/455889392.html

12月31日
盛山法務副大臣「今回の法案では、給付金制度の導入に伴って、現行貸与制下の司法修習生に対する救済措置を設けることは入れておらない…法曹人材確保の充実強化の推進等を図るという今回の修習給付金制度の趣旨からすれば、今後新たに司法修習生として採用される方を対象としたいということ」

12月31日
山尾志桜里(民進)委員「今、副大臣の方からは、法務省なりの理由…この立法目的が法曹人口の減少対策であるということを言っていただきました。」 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0004/19303310004007a.html

12月31日
山尾志桜里(民進)委員「でも…法曹人口減少の主たる原因は、修習時代の経済的負担よりも法科大学院の問題、あるいは、法科大学院が司法試験受験資格とリンクをしていることによる時間的、経済的負担の方が主な原因ではないかということは、政党を問わず共有の認識になっている」

12月31日
山尾志桜里(民進)委員「この法務委員会でも、法科大学院のあり方を含む司法試験についてはいい議論がされていくでしょう。過渡的措置も必要になっていくでしょう…これから先…制度変更による不利益を帰責性のない当事者が負ったまま是正措置を受けられない、こういう先例にしてはいけない」

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